ベトナム語翻訳チャットボットの導入を考えているけど、「他の企業がどのような場面でチャットボットを使用しているのか知りたい」と思っていませんか。
特に初めての他言語チャットボットの導入には、疑問や不安も多いのではないでしょうか。
業界初・ベトナム語チャットボットを提供している株式会社ObotAIに勤める私が、現状を調査しました。
実際のベトナム語チャットボット導入事例
法務省出入国在留管理庁が公表した統計によると、在留ベトナム人数は42万415人で、2019年と比べて8447人も増加しています。(2020年6月末時点)
日本在留外国人の国別カテゴリーでは、中国国籍81万3675人(1位)、韓国国籍44万6364人(2位)に続き、ベトナム人国籍が3位となっています。
この数字を見れば、いかにベトナム語を話すお客様対応のため、チャットボットの導入を考えている企業が増えている理由がわかります。
では、どのような場面でチャットボットを実際に導入しているのか、実例の企業様の導入事例をご紹介します。
人事関連
三菱UFJリース株式会社 (三菱UFJリース株式会社)
画像出典:三菱HCキャピタル
お問い合わせ対応にかかる時間を削減するために導入を決定。
AI自動お問合せロボットを導入したことにより、毎月400~500件の人事に関するお問合せをチャットボットが対応しています。
利用中のチャットボットは、給与、勤怠、社会保険、健康保険など、人事に関わるさまざまな内容の答えを瞬時に提供できるとして、人事関連の職員のお仕事の効率化をさらに高めるため貢献しています。
人事が席を外していない時でも、質問の答えをいつでもくれると社内でも話題になっています。
事例参照:https://hitto.jp/case/lf_mufg/
医療現場・病院
株式会社IDEA
画像出典:iDEA
お問合せ増加に伴い、二種チャットボットの導入を決定。
新規・既存ユーザーの振り分けシステム、予約システムを使用する際のQ&Aに使用しています。
チャットボットを導入したことで、約90%の問い合わせ数削減に成功しています。
また、LINEからの予約数が10%~15%ほど増加しました。
また、病院へ診察をご予約されたお客様の中で来院されない方が、常に15%程いるとのことです。
そんな時、予約をキャンセルする際にもチャットボットが利用されています。
予約からキャンセルまで、幅広い領域で利用されているようです。
事例参照:http://www.ai-messenger.jp/case/437/
観光業
株式会社阪急阪神ホテルズ
画像出典: 会社情報/阪急阪神第一ホテルグループ
海外のお客様より、1日約50件のメールでのお問い合わせがあり、効率化を図るためにチャットボットを導入。
AIに回答をあらかじめ教えることで、Q&Aが統一化し、クレームが減っています。
チャットボットの利用方法として、チェックインの内容等、あらかじめ決まった内容等をチャットボットに教え込むことによって、お客様のお問い合わせに答えているようです。
事例参照:https://tripla.io/portfolio-item/hankyuhanshin/
自治体
株式会社ObotAI
画像出典:ObotAI
2020年から自治体向けに始まった弊社の新型コロナウイルス感染症、ワクチン接種に関するお問合せ用チャットボットは、現在30以上の自治体でご利用されています。
お客様のお問い合わせによる、自治体関係者様のご負担を軽減することに役立っています。
また、チャットボット業界初となる、AIとネイティブ翻訳を兼ねたベトナム語チャットボットのリリースも開始しました。
ベトナム語チャットボットの導入前に検討する3つのポイント
では、導入する際の検討のポイントはどうでしょうか。
必ず押さえておきたいポイントを3つ紹介します。
導入目的をはっきりさせる
「競合が導入しているから弊社でも・・・」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかし、競合他社が利用しているから弊社でも取り入れるスタンスではなく、他言語やベトナム語のチャットボットを利用することで、企業にどういった効果をもたらすのかをきちんと理解することが重要になります。
現在、解決したい問題点はどこにあるのかを明確にすることで、どのようなベトナム語チャットボットが各企業様で役立つかが見えてくるはずです。
以上のことを参考に、チャットボット導入のメリット・デメリットも合わせてお考えください。
AIの有無
他言語チャットボットの中にはAIが搭載されていないものがあることをご存知でしょうか。
人がチャットボットへキーワードと、お問い合わせのシナリオを設定することで、簡単な対話を可能にします。
反対にAIを搭載しているということは、人とチャットボット間で、更に複雑な会話を行うことができます。
料金
チャットボットの費用相場は、月額1万円〜100万円と差があります。
提供先のブランド名、性能、AIの有無、サービス品質等で価格に差があるようです。
初期費用は別に設定してある提供先が多いので、一見月額が安いようでも契約前に確認は必須となります。
ベトナム語チャットボットを選ぶ際の3つのポイント
では、ベトナム語チャットボットを導入する際に、調べるポイントはどこにあるでしょうか。
他社の企業担当者も、導入前にここだけには気をつけたいと思っている点は下記です。
無料で使用できる期間の有無
ベトナム語チャットボットの提供先には無料でお試しできる期間を設けていることがあります。
このような提供先の多くは自信を持って製品を提供しているので、まずはチャットボットを企業様に使用していただき、どのような効果がでるのか実際に試して欲しいと考えている企業です。
反対に無料お試しを拒否するということは、契約だけ結べば何でも良いと思っているケース等もあり、本当に信用できるベトナム語チャットが提供できているのか、きちんと判断した方が良いでしょう。
ベトナム語チャットボットにおける提供先の比較
AIチャットボットを利用するということは、人工知能が過去に翻訳した情報等を記憶して、次に同類の内容のお問い合わせが来た際に、一番適した回答を行うことはご存知の方も多いのではないでしょうか。
しかし、人工知能が翻訳したベトナム語に誤りはないか、スムーズであるか、一度人の目で確かめなくてはいけないことはあまり知られていないかもしれません。
ベトナム語のお問い合わせが来た際、ニュアンスや文化的表現をAIだけが表現することは難しいことです。
ベトナム語チャットボットを提供先に、ベトナム語ネイティブ翻訳者がいて、AIと人の目で正しく伝わりやすい表現になっているかを確認していただきましょう。
スタッフによるチャットボットデータの更新
企業により、AIチャットボットの更新頻度に差があることをご存知でしょうか。
毎週更新している、重要な更新がある時のみ、数ヶ月に1回と様々です。
言語は若者言葉を含め、毎日変化・多様化しています。
その例として辞典も常に更新されています。
ベトナム語チャットボットの翻訳も、お問い合わせをするお客様の立場を考え、頻繁に更新されることがお客様の満足度アップへと繋がるのではないでしょうか。
おすすめのベトナム語チャットボットツール
他言語チャットボットの導入が初めで、色々疑問があるが検討したいという方は、弊社へお気軽にご連絡ください。
担当スタッフがどのようなご質問にもお答えします。
弊社では業界初のベトナム語チャットボットを自社開発し、AIとネイティブスタッフが貴社のベトナム語チャットボットの翻訳をします。
お問い合わせをされたベトナム人のお客様と、ベトナム語チャットボットが、実際に会話をしているかのようなスムーズなコミュニケーションをとることができます。
どのようなお問い合わせにもチャットボットが対応するので、お客様の満足度を常に100%に保つことが可能です。