お役立ちラボ

2021年6月25日

スマホで活躍するWebページ翻訳ツール3選!メリットとデメリットも解説!


スマホでWebページを翻訳したいけどおすすめは?
仕事でWebページをスマホで翻訳するために何を準備しておくのが良いかな
Web翻訳ツールのそれぞれのメリット・デメリットを確認しておきたい

みなさん、翻訳機能と言うサービスを使ったことがありますか?自動翻訳はすでに実用レベルになっており、業務上のコミュニケーションで利用されている方も多いと思います。

多くの方が日常の中でネットを活用し、いろんなWebページなどからたくさんの情報を得ることができる便利な世の中になりました。

又、ビジネスシーンにおいては、今のような状況下でオンラインミーティングが増え、特に海外や外国人スタッフとのオンラインミーティングをする機会が急激に多くなったと思います。

そんな便利なネット社会になり視野が広がった反面、以下のようなことで悩んだことはないでしょうか。

「この資料がなんと書いてあるのかわからない」「海外とのミーティングが増えたが、意思疎通が図れずなかなか進まない」そういった不便さを感じたことがある方も少なくないのではないでしょうか。

その様なシーンで活躍するのが、スマホやPCのブラウザで使える「翻訳機能」なのです。

英語や中国語をはじめ、“外国語”を活用してコミュニケーションを図る場面も多くなりました。そうした場面で求められるのがまさに「”多言語化”でコミュニケーションをとること」です。

では、上記を踏まえて特にどのようなシーンで求められているのか、今回は多言語コミュニケーションDXを展開している会社ObotAIに勤める私が翻訳機能を使う際のメリット、デメリットとおすすめツールについて紹介していきたいと思います。

ぜひ最後まで読んでみてください。

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Webページ翻訳~スマホ版おすすめ3選~

近年、スマホでも利用ができる翻訳ツールは数多くあります。
ここでは、おすすめ3つのツールをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

Minutz


画像出典:Minutz(株式会社ObotAI)

Minutz(ミニッツ)は、Web会議の内容(音声)を100言語以上へ自動翻訳して、AIが自動で文字起こしを行うツールです。

会議ごとに最適なモデル(GPT-3.5 Turbo、GPT-4 Turbo、Gemini-Pro)を選択でき、ObotAI独自の音声認識技術に最新の生成AIを活用することで、高度なコミュニケーションが実現します。

また、会議中の重要なポイントをAIが瞬時に抽出し、簡潔な要約を生成します。これにより、時間が限られたビジネスシーンでも、議論の要点を素早く把握することが可能です。

さらに、会議中の発言履歴をAIが分析し、過去の発言を踏まえ、発言をより適切に解釈し、誤訳を防ぐ機能も搭載しています。

▼ChatGPT搭載!Web会議自動翻訳ツール「Minutz」▼

※画像をクリックすると動画が再生されます。

Google 翻訳

画像出典:Google翻訳

Google翻訳は2006年にGoogleからリリースされた翻訳ツールです。日本語・英語だけでなく、さまざまな国の言語に対応しています。

Google翻訳の主な機能は

・テキスト入力
・音声入力
・WebページのURL入力

2016年後半ごろ、PBMTというシステムからニューラルネットワークというAI翻訳システムに変わりました。それにより、単語単位しか翻訳できなかった精度を、長文も上限一度に5000文字までなら一瞬で翻訳できるようになりました。

音声入力にも対応しているため、スマホで利用する際に便利な機能だと思います。長文の翻訳の場合、常体・敬体が入り混じっていて、表現に少々のばらつきが出てしまうネックですが、Google翻訳の精度は年々レベルアップしており、スマホ向けにアプリも提供されています。

DeepL翻訳

画像出典:DeepL翻訳

DeepL翻訳はドイツに本拠を置く企業によって開発された、機械学習を用いた人工知能による翻訳精度が非常に高い翻訳ツールです。2020年3月19日から日本語と中国語にも対応したと発表されました自然に近い翻訳ができるということで注目を集めています。主な機能は、

・翻訳が高精度
・漫然のセキュリティでデータを保護
・サイズの大きなファイルをセキュアに翻訳&編集

なお、DeepL翻訳は、現時点でPC版(Mac/Windows PC)のアプリしかリリースされていません。スマホからDeepL翻訳を使いたいときは、Webページにアクセスする必要があります。

業務などで長文の外国語を翻訳する必要がある場合は、有料版の「DeepL Pro」の契約の検討をお勧めします。

スマホでのWebページ翻訳ツールが活躍するシーン

翻訳の利用価値は一つではなく、それぞれのニーズに合わせてさまざまな活用方法があります。
ここでは、主な4つのシーンについて解説していきます。

海外のサイトを日本語に翻訳して読む

英語で表示のWebページでしか、求めて入る情報が記載されていない場合、ネックになるのが言葉の壁ですよね。海外サイトで情報を得たい時、「外国語だから読めない」なんてことになると、せっかく見れてるのに意味がないですよね。

そんな状況でも、翻訳機能を使い日本語表示にすることで、ストレスフリーに読むことができます。世界中のあらゆる情報や文化に触れることによって、多くの可能性を生み出すことができます。

海外との打ち合わせ

多くの日本企業が、海外にビジネスチャンスを求め企業のグローバル展開に力を入れています。アメリカ合衆国をはじめ、ヨーロッパ、中国といった様々な言語の人たちとのコミュニケーションが必要な環境で働くビジネスマンも増えたと思います。

又、コロナ禍という状況下で海外とのオンラインミーティングが増えている中、時差のある会議やミーティングでもすぐにスケジュールを組むことができ、重要な会議でもリアルタイムで行うことが可能となります。

意思疎通を図るサポートとなる翻訳機能は利便性がとても高く重要視されています。
会議の内容を会議終了後に素早く議事録作成し、作成する手間や労力を省いてくれる機能を備えたツールもあります。そちらはのちほどご紹介します。

学習したいとき

インターネットは言語学習の環境にも大きな変化をもたらしていて、翻訳機能を英語や外国語学習のお役立ちツールとして活用する人も増えています。

インターネットが主流になる前は、言語学習において学習者が使用する教材は教科書、ワークブック等の紙媒体が中心であり、その教材を購入して用いるという形がほとんどだったので、手間とコストがかかっていました。

そんな中、インターネットの普及により学習者は多数の機械翻訳サイト音声読み上げツール等にもインターネット上で無料でアクセス可能な時代になり、学習手段の幅が広がりました。

又、海外の言語を勉強するのにオンライン英会話など、塾に通うよりコスパもよく、手軽でどこにいてもすぐ学習できることから、多くの言語学習者にとって新たな言語を学ぶきっかけとなっています。

また今後のために英語学習をやるべきか迷っている人、英語を勉強しない理由を探している人のどちらにもお勧めできます。

違う言語の人とコミュニケーションをとりたい

時代は日々大きく変化し、国境を越えた交流は今では当たり前となっています。
コロナウイルスの影響で、海外への渡航が困難になり、直接顔を合わせてコミュニケーションを取れる機会が減ってしまいました。

しかし、仕事などで海外とのオンラインでのやりとりが増えた方々には、対面による空気感やボディランゲージが使えなくなる分、言葉がわからないと互いの使用する言語の違いにより、コミュニケーションが取れないといったすれ違いが起きてしまうことも少なくないと思います。

そのような意思疎通が図れない状況だと相手に意思や要望をなるべく正確に伝えることがとても難しいと思います。そんな時、翻訳機能を使えば、ことばの壁も打ち砕くことができ、コミュニケーションを取ることがで可能になります。

Webページをスマホで翻訳するメリット

次にスマホで翻訳機能を使うメリットについてみていきましょう。

通訳者がいらない

多言語コミュニケーションが業務上必要な仕事の場合、プロの通訳者や外国語が堪能なスタッフを雇ったり、対人の通訳サービス利用は専門分野や対応時間によって差はあるものの高い費用が掛かります。

その反面、翻訳機能は高い金額を払い通訳者を雇わなくても、その場ですぐに訳してくれます。翻訳家にお願いするコストがかからず、人件費削減、時差のある海外との会議もリアルタイムで行いやすく、素早く翻訳することが可能になります。

簡単に利用できる

昔に比べて今ではたくさんの翻訳サイトや翻訳アプリがあり、誰でも手軽に利用することできます。

単語や文章をほんの数秒で訳してくれるので、「すぐ翻訳をしたい」「この文章の意味を今知りたい」という場面でも、Web翻訳機能は日常の中でとても利便性が高いサービスだと思います。

対応言語の数は、多いアプリで100言語ほどあり、多言語を必要とする場合でも安心して利用できます。対応言語数が30以上のものを選べば、英語・中国語・フランス語などメジャーな言語はほぼカバーできます。

どこでも誰でも気軽に使用可能

自宅にいる時や、外出中などでも、シーンを選ばずいつでもどこでも、必要なシチュエーションですぐに翻訳することができます。今のようにインターネットが主流となる前は何か文書を翻訳したい時は、翻訳家に依頼するか辞書などで調べるかでした。

そうなると、コストがかかってしまいます。しかし翻訳機能であれば、数十秒~数分で母国語に変換できる上、無料というメリットがあります。

より精度の高い翻訳を求める際は、有料のソフトを使う場合もあると思いますが、とはいえ翻訳家に依頼するよりは手っ取り早く低コストとなることが多いです。

今やほとんどの方がスマホはいつも持ち歩いてるアイテムなので、通訳家を雇うのと比べ、24時間多言語化が可能なのはとても魅力的です。

Webページをスマホで翻訳するデメリット

とてもメリットの多いWeb翻訳ですが、デメリットもないわけではありません。
では、翻訳ツールを有効活用するために、どんなデメリットがあるかも抑えておきましょう。

無料の翻訳ツールなどはセキュリティ面のリスクがある

以前、Web上でクラウド翻訳サービスに入力した内容が、他ユーザーにも閲覧できるといった状態で公開されてしまっていたという問題が起きました。

業務上のシークレットな内容が世界中に公開されてしまっては大問題です。
そのようなことが起こらないために、IPAでは利用者に、サービスの内容やリスクを十分理解するよう求めています。

新しい翻訳ツールが増え、気軽に利用できる時代だからこそ、ビジネスシーンなどの機密性が高い内容を扱う時にネットを使用する際は、有料翻訳ツールを利用するなど十分に注意しインターネットを使った思わぬトラブルにあわないよう気をつけましょう。

翻訳精度はまだ発展途上

普段の生活でPC、スマートフォンで利用できる翻訳機能を使って外国語を日本語に変換したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Web翻訳は、上記でもお伝えした通り、様々なシーンで人々の役に立ち、ものすごいスピードで進化し続けています。しかし、翻訳したい文章が長ければ長いほど本文とはあんまり区別がしにくい内容だと、その精度は下がってしまいます。

ですが、選ぶツールによってはとてもハイクオリティな制度で正確性に優れているツールもあります。自身のニーズにあった翻訳ツールを選びましょう。以下翻訳ツールおすすめ3選を参考にしてみてください。

無料のものだと精密性が低い

気軽に使える無料の翻訳ツールがたくさん増え様々なシーンで活用されていますが、無料翻訳機能の精度はAI技術やビッグデータの活用で、以前より格別にレベルアップしています。しかし有料に比べると、機能のクオリティや精密性が低いす。

例えば、ビジネスシーンなどでの専門用語が多く複雑な文章を翻訳する場合はちょっとした誤訳が、大きなミスになり兼ねません。ですので、ビジネスシーンで翻訳機能を使う場合は、精度の高い有料の翻訳ツールを選ぶのをお勧めします。

尚、「精度をそこまで求めない」「訳す時間がない、とにかく急いでいる」など個人的な目的や単なる情報収集などでの利用でしたら、無料の翻訳サービスでも十分に翻訳することが可能です。

まとめ

本記事では、スマホで活躍するWebページ翻訳ツールについて解説をしました。AI、ネット、世界との交流、翻訳機能の需要が高まる今、有効活用することで、さまざまなシーンでサポートしてくれるWeb翻訳機能。今後さらに需要が高まっていくでしょう。

本記事をぜひ参考にしてみてください。

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