お役立ちラボ

2021年10月29日

住宅販売の新常識!?バーチャルモデルハウスについてご紹介!


従来、モデルハウスはハウスメーカーが自社商品をPRする為に、全国各地の住宅展示場などに建てられていましたが、費用対効果が悪く、更に新型コロナウイルスの影響で客足が少なくなっており、今や住宅業界の悩みの種となっています。

そんな中、注目されているのが「バーチャルモデルハウス」です。

各地にモデルハウスを建てる必要もなく、常駐する従業員もいらないのでコストも抑えられ、顧客にとっても、わざわざ足を運ばずにオンライン上で好きな時に内覧ができるので注目されています。

ここからは、バーチャルモデルハウスとはどんなものなのか、その効果について解説していきます。

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バーチャルモデルハウスとは?

バーチャルモデルハウスとは、360度カメラなどで撮影したものや、3Dデザインソフトで作成したものを、パソコンやスマートフォンを使用し内覧ができるサービスです。

写真や図面だけではイメージしづらかったものが、映像として見られるので、実物と変わらないリアルな内覧体験を提供できます。

今までは、“モデルハウス=住宅展示場に建てる”というものでしたが、その運営には多くの時間とコストが必要となります。

加えて、日本の人口減少の影響で住宅市場にも変化が起きており、費用対効果の課題は大きくなる一方でした。

そんな中、上記のような問題を解消できる手段として、バーチャルモデルハウスが注目をされており、導入する企業が増えています。

大手企業でも導入している所も多くあります。
三井ホーム
住友不動産注文住宅

バーチャルモデルハウスは、企業と顧客の双方にメリットが多く、新たな住宅販売方法として期待されています。

バーチャルモデルハウスで得られる効果

バーチャルモデルハウスの活用により、企業・顧客ともに様々なメリットがあります。

ここからは、バーチャルモデルハウスで得られる効果について解説していきます。

建設や維持コストの削減

実際にモデルハウスを建てるとなると、設備や外観・内観ともに顧客へアピールしたい部分に最新設備を備える必要もあり、建物自体のコストも上がり、運営中の固定資産税も発生してしまいます。

それに比べて、バーチャルモデルハウスは、実際には建てないので大幅な費用削減ができます。

例えば、全国各地で住宅販売をしている場合、実際のモデルハウスを拠点となる場所に1つだけ建て、それを撮影したものをバーチャルモデルハウスとして公開をすれば、地域ごとにモデルハウスを建設する必要がなくなります。

バリエーション豊かな提案ができる

バーチャルモデルハウスは、カスタマイズも容易にでき、様々なパターンのものを公開できます。

一概に住宅と言っても、同じシリーズの中でも価格帯も違えば、テイストも異なるものもあると思います。

また、顧客層に合わせて、組み合わせなど数多く用意している企業も多いのではないでしょうか。

今までのモデルハウスでは伝えきれなかったものも、バーチャルモデルハウスの場合は幅広く提案ができ、見てもらえるので、大きなメリットとなります。

プレゼン効果の向上

顧客への提案の中で、イメージや施工事例などを紹介する場面も多いかと思いますが、写真を見せたり話をするだけではイメージを伝えきれず、次へと繋げられなかったなんて事はないでしょうか。

このような場合、バーチャルモデルハウスを使用することで、視覚でのイメージ訴求ができ、顧客にとって最もわかりやすいプレゼンになります。

イメージを正確に伝えることができれば、顧客も納得した上で次の段階へ進めることができるので、成約率向上が期待できます。

バーチャルモデルハウスで出来ること

バーチャルモデルハウスは、企業側の費用が抑えられるだけではなく、顧客にとっても気軽に家選びが進められる新しい方法です。

バーチャルモデルハウスを上手く活かしながら、目的に応じた営業効率の良いアプローチを実現しましょう。

ここからは、バーチャルモデルハウスで出来ることについて解説していきます。

来場喚起の最強の切り札

顧客となる方の中には、住宅購入を考えているけどモデルハウスに出向くのは少し面倒だなという人もいるかと思います。こういった方には、バーチャルモデルハウスがきっかけ作りとなりやすいです。

サイトのURLやチラシなどに印刷されたQRコードを読み取るだけで、手軽に本格的な住宅見学ができれば、更なる興味関心が得られ、窓口への来場喚起の切り札となります。

柔軟な接客対応

対面接客が難しい場合でも、バーチャルモデルハウスならオンライン上で場所を選ばずに接客が可能となります。

インターネットが繋がる環境であれば、ご案内や様々な資料提示もできるので、柔軟な対応で接客機会を創出することが可能です。

意思決定のサポート

バーチャルモデルハウスの良い所は、何度も確認ができる所です。

見落とした箇所の再確認や、家族や友人への相談の際にもイメージ共有が容易にでき、意思決定の際に顧客の背中を押してくれる材料となり得ます。

まとめ

現在、住宅販売の営業方法の1つとしてVRの活用が進んでいます。

バーチャルモデルハウスは、現地へ行かずに住まい選びができ、何度でも気になった所を後から見直すことができるので、顧客側からしても満足する内覧ができるので注目を集めています。

企業としても、オンライン上でリアルな体験の提供ができるので、今まで難しかった遠方の方への対応にも力を入れることができ、更なる顧客獲得へと繋がるのではないでしょうか。

当社では、バーチャルモデルハウスに最適なMatterportを使用した「Welcomist VR」というサービスを提供しています。

【「Welcomist VR」のサンプル動画 】

臨場感のあるリアルな映像とともに、業界初となるVR空間に多言語チャットボットを搭載し、顧客への自然な接客が可能となっています。

住宅選びで大事な要素となる、壁紙などの色味や質感に加えて、面積などの寸法もほぼ実寸通りの確認が行えます。

また、通常のモデルハウス見学でおこなっているアンケートも顧客がVR空間で内覧をしている際にチャット上で実施され、対面接客と変わりのない情報収集と顧客のニーズを把握することができます。

住宅業界の方で、新たな営業方法をお探しの方は是非ご検討ください。

新しい顧客体験で新たなリード獲得とともに、マーケティングツールとして貴社をサポート致します。気になる方は、お問い合わせよりご連絡ください。

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