2022年6月16日

観光地のPR方法を徹底解説!動画を含めた参考にしたい成功例も紹介


旅行をする上で、多くの人は観光地の情報収集をしますが、どのような形で情報を得ているのかご存じでしょうか?

現在、様々な情報が色々な手段で公開されており、観光地PRをする側もどれを選んでいいのか悩まれている方も多いかと思います。

観光地PRの手法はいくつかありますが、時世の流れによって効果的な方法は変化しており、臨機応変に対応していくのがポイントとなります。

ここからは、見た人の心をつかむ観光地PR方法とは何なのか、成功例とともに解説していきます。

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観光地をPRする5つの方法

観光地のPR方法はいくつかありますが、ここでは代表的な5つをご紹介していきます。

動画

今、もっとも効果のある観光地PR方法です。SNS・ウェブサイト・YouTubeなどで配信する事によって、多くの人の目に触れる事ができ、アピールしたい部分をしっかりと作り込めば短時間で見た人の心を惹きつけることが可能です。

特に、VRを活用したものは視覚的訴求力が高く、臨場感ある演出ができるので、「実際に訪れたい」という気持ちをより掻き立てることができます。

当社では、「VRSHOPii(VRショッピー)」というサービスを提供しており、観光地PRにも最適なツールとなっています。

イベント

近年、全国で都道府県の物産展やB級グルメを集めたイベントなどが人気を集めています。
気軽に出向く事ができ、実際に見て・食べて・体験してもらう事でファンを増やし、現地への誘致に繋げることができます。

SNS

SNSは、特に若者に向けてのアピールに効果的で、インパクトのある写真や動画を上げることで訴求力が高くなります。

ふるさと納税

ふるさとや各自の好きな自治体へ応援の意味を込めてお金を寄付できる制度で、返礼品のバリエーションも豊かで人気を集めています。
返礼品は、その自治体で地場産品となっている為、観光地PRの役目としても機能しています。

雑誌

昔からある馴染みの観光地PR方法です。雑誌の誌面での広告や旅行企画ページなどで紹介してもらい、各自治体の魅力をアピールします。

観光地を動画でPRする上で抑えるべきポイント

静止画広告よりも動画PRの方が魅力の伝わり方が格段に違います。しかし、どのように制作したらいいのか悩んでいる方も多いかとおもいます。

ここからは、動画PRをする上で抑えておきたいポイントを3つご紹介します。

ターゲットを明確にする

観光地へ訪れる人は、シニア層・ファミリー層・カップル層・学生層・外国人層と様々ですが、1つの動画で全ての層への訴求は難しく、しっかりとターゲットを絞って制作することがポイントとなります。

まずは、観光地との親和性の高い属性に絞り、どのようにすれば、伝えたいメッセージとともに観光地の魅力を発信できるかを考えると良いです。

ストーリー性を持たせる

観光スポットや名産品など、ただ観光情報を伝えるだけになってしまうと視聴者には魅力は伝わりません。

ストーリー性を持たせ、その中に独自の魅力を盛り込み、1つの動画として視聴者が楽しめ、共感を得られるようなものだと、心を掴みやすくなります

多言語に対応

動画PRはSNSでの発信もでき、とても拡散力があります。日本のみならず、世界中からも視聴ができるので、英語やその他の言語での字幕や副音声での対応ができていると、更なる集客に繋がります。

観光地のPRで陥りやすい失敗例

観光地PRでの成功例は様々ありますが、その反面、陥りやすい失敗例もあります。
2つご紹介するので、失敗例を学び、成功へと繋げましょう。

初回の盛り上がりだけで満足する

一度盛り上がると、それに満足をしアフターフォローを忘れて徐々に停滞して焦ってしまうパターンがあります。

一度盛り上がったから安泰だと思わず、継続的にアプローチをし、ジワジワと継続連鎖を起こしていくことが大切です。

成功事例を真似するだけ

成功事例を真似したからといって成功するとは限りません。各々でアピールしたいポイントやターゲット層も違えば、地域の現状もバラバラです。

あくまでも、成功事例は情報として活用し、各々の現状・実績・目的を軸に行うことで成功へと繋がることができるのではないかと思います。

観光地のPRで参考にしたい成功例

今や、観光地のPRは動画が主流となっており、多くの自治体が趣向を凝らしたものを発表しています。
ここからは、観光地PRで参考にしたい5つの事例をご紹介します。

湯めぐりVR(有⾺温泉および草津温泉)


画像出典:湯めぐりVR

日本を代表する名湯である、草津温泉と有馬温泉では、温泉の癒し力を世界に発信すべく、両温泉地の有志により、温泉入浴VR動画の配信を始めています。

自宅のお風呂に浸かり、4K対応のVRゴーグル等を装着すると、水音や風の舞う音などを聞きながら温泉の入浴映像をリアルに体感することができます。

忙しい現代人の心を癒し、実際に訪れて楽しみたいと思えるPR方法となっています。

長野県伊那市


画像出典:伊那市観光協会公式ホームページ「おいでな伊那」

長野県の伊那市には、日本の三大桜名所の一つである「高遠城址公園」があります。

2020年に新型コロナウイルス感染拡大の影響でお花見イベントが中止され、人の賑わいのない中で満開に咲く桜を撮影し、VR空間でお花見を楽しめる「高遠バーチャルお花見 ゴーグルキット」の販売をしました。

美しい光景を自宅でも楽しめると話題となり、追加で3,000個の販売が決まるなど注目を集めました。

大分県別府市

画像出典:別府市PR動画「湯〜園地」

大分県別府市では、「100万回再生されたら本当に混浴施設を作る」と公言した動画PRがあります。この動画では、実際には無い遊園地と混浴施設一緒にした施設「湯~園地」が紹介されており、あったらいいなと思わせるユニークな動画です。

また、3日で100万再生の記録を持っており、動画発表後にはクラウドファンディングなどの活用をし、資金を集めて実際に3日間限定で「湯~園地」をオープさせ、観光PRとして成功しています。

京都府宇治市


画像出典:宇治市PR動画「宇治市~宇治茶と源氏物語のまち~」

実際の宇治市の観光名所・名産品をモチーフに作られたアクションゲームを、人気のゲーム実況の方にプレイして実況するPR動画です。ゲーム内では、宇治市の魅力が丁寧に紹介されており、新たな発想の動画PRだと話題となりました。

山梨県富士吉田市


画像出典:ここにはいつも富士がある 富士吉田市 ― Gateway to Mount Fuji

日本のシンボルである「富士山」をメインに、富士吉田市内の観光スポットやお祭りの様子など、富士山と富士山と生きる町の四季折々の雄大な絶景を楽しむことができます。

ドローンで撮影された迫力のある動画で、1年を通して実際に訪れて見てみたいと思わせてくれるPR動画となっています。

海外からも人気もある観光地なので、動画も英語表示がされておりインバウンド対策も施されています。

まとめ

技術の発展に伴い、観光地のPR方法も進化しています。動画コンテンツは、伝えたい情報や魅力などの情報を多く含めることもでき、視聴者の心を掴みやすくなります。

SNSでの拡散も可能なので、宣伝効果も期待ができ、観光地PRの方法としてはとても有効な手法です。
次世代VRボットを活用した多文化・観光DXのご提案

また、当社の「VRSHOPii」というサービスでは、観光地を忠実に再現したVR空間上の随所で、その地の特産品なども一緒に紹介することができ、VRの訴求効果を最大限に活用し、見ている人がVR空間を散策しながら買い物を楽しめる、効果的なバーチャルツアーの実現が可能となります。

オンライン上でも楽しめる仕組みを作ることで、更なる観光地の活性化に繋げることができます。

【「VRSHOPii」のサンプル動画 】


※画像をクリックすると動画が再生されます。

▼VRSHOPii マンガ動画▼

※画像をクリックすると動画が再生されます。

その他、観光地のインバウンド支援サービスとして「MyPhone訳」というサービスも提供しています。

こちらは、クラウド型翻訳サービスとなっており、お手持ちのスマートフォンからQRコードを読み取るだけで、すぐに利用ができます。

【「MyPhone訳」の紹介動画 】

※画像をクリックすると動画が再生されます。

50以上の言語に対応しており、読み上げ機能も標準装備しているので、言葉の壁によるコミュニケーションのストレスを解消します。

位置情報と連動して近隣で利用ができるクーポンを表示させたり、おすすめスポットの情報提供などもできるので、訪日外国人旅行客の滞在をトータルサポートすることができます。

気になる方は、お問合せよりご連絡ください。

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