2021年9月27日

VR(バーチャルリアリティ)旅行を模索する自治体の現在と未来


人々は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、県を跨ぐ移動が制限されてしまい、旅行が思うようにできなくなってしまいました。

そこで、各自治体は、未来の観光政策と共に、コロナ禍における観光客の激減に対する打開策として、VR旅行を導入するようになりました。

ここからは、自治体が模索している「VR(バーチャルリアリティ)旅行」について、ご紹介していきます。

VR(バーチャルリアリティ)旅行が自治体に期待される背景

各自治体が「観光政策」で抱えている課題に「観光需要の偏り」と「オーバーツーリズム」問題があります。

例えば、京都のようなインバウンド需要が集中する観光地では、観光客による混雑から派生した、交通渋滞・トイレ不足などのインフラ問題や、騒音やゴミのポイ捨てによる環境破壊が問題視されています。

「観光需要の偏り」と「オーバーツーリズム」は、密接した問題であり、自治体独自で解決するのは難しく、近隣エリアとの協力関係が必要になります。

特に、観光客は、有名な観光地に集まりやすく、人口の増加が見込めない過疎地域などにおいては、地域活性化を促進する観光事業が、人口増加への解決策になります。

近隣の観光エリアと協力して、街の魅力を強化し、観光客の分散を図ることも一つの案ですが、スマートフォンの普及により注目されている、VRの活用も効果的です。

移動時間や交通費が発生しないVRの特徴を活かすことで、観光の下見として活用できたり、VRを活用した旅行を楽しむことができます。

既に、問題の解決策に効果的だと見込んだ各自治体では、観光客の回遊性を促進することを期待して、観光事業とVRを結びつけた「VR旅行」を取り入れています。

VR(バーチャルリアリティ)旅行を取り入れている自治体

県を跨ぐ移動が制限されている、現状の「穴埋め策」として、VRを活用した旅行サービスを展開するのではなく、新型コロナウイルス感染症が収束した後、いち早く観光客を迎え入れられるように「PR」としてもVRを活用することができます。

ここからは、自治体が観光政策として「VR」を活用している実例をご紹介していきます。

北海道【江差町】

画像出典:いにしえの空間をスマホで体感! - バーチャル・リアリティ(VR)
北海道江差町は、日本遺産に登録されている観光スポットで、VR空間上でスタンプラリーを楽しむことができます。

VRという仮想現実の世界でも、現実世界のような体験型観光を可能にすることで、教育的観点からでも楽しんでもらうことができます。

江差町は、位置情報と連携した「ストリートミュージアム」にも追加されており、VRを活用して、分かりやすく町の魅力を紹介しています。

VR空間上で訪れた観光スポットへ直接訪れてもらえるよう、時代に合わせた方法でPR活動に力を入れています。

富山県【射水市】

画像出典:体感せよ!いみずVRツーリズム!/射水市
富山県射水市では、主要観光スポットである「昼セリ」や「内川遊覧」を体感することができます。

360度のVR世界だからこその視点から、普段立ち入ることのできない場所で、昼セリを楽しむことができます。

旅行パンフレットなどでは紹介できない、臨場感溢れる映像をただ楽しむのではなく、没入感のある体験ができます。

VR空間での体験は、視覚や聴覚にアプローチすることができるため、観光客を惹きつけるためのPRとしても効果的です。

鳥取県【星取県】

画像出典:星取県VR動画等を制作・公開!星空が見えない日でも楽しめます/とりネット
日本一の星空を誇る鳥取県は、別名「星取県」と言われています。

日本人の7割は、ビルなどの人工光の影響から、天の川を見ることができませんが、鳥取県では、人工光や工場も少なく、市町村問わず空気が澄んでいるため、県全体が「星空観光スポット」となり、美しい天の川を見ることができます。

しかしながら、美しい星空を見るツアーやイベントの開催は、天候に左右されやすく、直前にキャンセルが発生していることも課題でした。

そこで、県外から訪れる観光客に向けて、PR活動を行う際のツールとしてのみならず、ツアーやイベントに対しての「悪天候時の代替プログラム」にVRを活用しています。

VR(バーチャルリアリティ)旅行を実現するまでのステップ

VR旅行をサービスとして稼働するためには「撮影地」「撮影」「コンテンツ制作」などの作業工程が必要となります。

ここからは、VR旅行を実現するまでのステップを段階ごとにご紹介していきます。

VR旅行地となる場所やテーマを選択

VR旅行の活用方法は、大きく分けて二つ存在します。

一つ目は、実際に訪れてもらうことを目的とした「下見」や「PR」要素を含んだものです。画像などよりも、リアルに感じ取ることができるため「イメージとは違った」などのギャップを減らすことができます。

二つ目は、超高齢社会における日本において、遠方など外出が難しい高齢者に向けた「娯楽」としての活用です。

コロナ禍を機に、自宅での楽しみ方を模索することとなり、今まで旅行を楽しむことができなかった、高齢者や身体の不自由な方も「安心・安全」な擬似体験を楽しむことができます。

VR空間内では、移動時間や交通費が発生しないことから、今まで候補に入っていなかった、マイナーな観光地にも目が向けられるようになります。

「穴場」や「隠れスポット」が今まで以上に発掘されて、過疎地域における地方創生も期待できます。

VRカメラで撮影・加工

VRカメラの中でも、4K3Dに対応しているMatterport(マターポート)は、パノラマ撮影とは違い、距離や空間を認識する360°カメラとなっています。

Web上で、4K3DのVR空間をウォークスルー閲覧することができるため、4Kの高画質空間に臨場感を与えながら、ポイントを移動することができます。

また、Matterport(マターポート)の特徴として、誤差1%未満の計測機能も備わっているため、物の距離を図ることも可能です。近年では、正確な計測機能を活用して、建設業界や工場などでも活躍しています。

VRのコンテンツ拡充

VR空間内で生まれた「知りたいこと」について、24時間365日回答可能なAIチャットボット機能が存在します。

ユーザーから届いた質問に対して、自動応答することができるため「コスト削減」や「業務効率化」を促進することができます。

観光地や博物館などの案内を、AIチャットボットが行うことで、ページから離脱することなく、その場で解決することができます。

離脱率を下げることで、ユーザーの気をそらすことなく魅力的なコンテンツだと感じてもらうことができます。

まとめ

新型コロナウイルス感染症に対する打開策として、VR旅行を導入するのではなく、昨今の社会情勢や利便性を考えた際にも、VRの活用は実用的であることがわかりました。

弊社には、ネイティブスタッフが常駐しているため「ObotAI VR」に搭載されているAIチャットボットは、8言語(多言語)に対応しております。

「ObotAI VR」は、多言語コミュニケーションツールとして、新型コロナウイルス感染症が収束した際、インバウンド需要を積極的に取り込むことができます。
次世代VRボットを活用した多文化・観光DXのご提案

「ObotAI VR」には、導入をご検討いただくためのトライアル期間も設けているため、ぜひ一度ご活用ください。
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ObotAI VRは、接触や移動を不要とする「制限のない」VR空間上で知りたいことを「24時間365日多言語で」回答してくれるAIチャットボットです。

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