ShopifyとSNSを連携したら集客ができる?効果的な運用について解説!
新型コロナウイルス感染症の拡大により、全世界で人々が外出を控えるようになったため、実店舗にわざわざ足を運ばず、オンラインショップで商品を購入する機会が増えました。
そのため、ECショップに対するニーズは高まり、サイトを運用していなかった小売業などでも、開設を急ぐようになりました。
しかしながら、ECショップは、実店舗とは集客方法が異なるため、どのように集客を行えば良いのか、悩んでいる企業も少なくありません。
そこで、今回は、現在注目されている世界最大規模のECプラットフォーム「Shopify」と、SNSを連携した集客方法について、解説していきます。
Contents
ShopifyとSNSを連携する効果
ShopifyとSNSを連携することで、ECショップへの集客に対して、どのような効果が期待できるのでしょうか。ここからは、連携できるSNSの特徴を紹介しながら、Shopifyへの有効的な集客方法について、ご紹介していきます。
※2022年2月時点では、YouTubeとの連携機能は発表されていません。
画像出典:Twitter
Twitterは、フォロワー数に応じて拡散力(集客力)が上がるため、フォロワー数は重要なポイントになります。
特に「ユーザーが生成するコンテンツ(UGC)」の中で、Twitterは非常に大きな効果をもたらし、SNSマーケティング手法の中でも人気です。
Twitterの特徴は、テキストが140文字以内で画像添付は4枚までとなっており、動画も140秒以内と制限が多いですが、情報過多になりにくいため、記憶に残りやすいです。
また、投稿の際にリンクを貼っても、直接アクセスができない「Instagram」とは異なり、直接アクセスできるので、潜在顧客を逃さない導線作りが可能です。
精度の高いマーケティングを行うためには「フォロー&リツイート」キャンペーンを開催し、フォロワー数と拡散力を高めることで、人の目に触れる機会を増やせます。
キャンペーンを行う投稿に対して、ECサイトのリンクを貼り付けることで、効果的な集客を期待できます。
画像出典:Instagram
Instagramは、SNSの中でもTwitterに次いでユーザー数が多く、特に女性ユーザーが集まりやすいため、ECショップの運用に「認知」や「集客」面で欠かせません。
通常投稿からは、リンクを貼ったとしても直接アクセスできませんが、ストーリーズやフィードを活用することで、直接購買に繋げることができます。
Instagramの特徴は、動画や写真の投稿をメインにしているため、商品ブランドの世界観を、視覚的に伝えやすいことです。
2018年6月にリリースされた「ショッピング機能」は、Shopifyに商品登録が済んでおり、Instagramのアカウントが「プロアカウント」になっていると、連携がスムーズなので投稿が簡単にできます。
効果的なマーケティングを行うためには、商品タグ付き広告などを活用することで、広告画像や広告動画に商品をタグ付けし、Instagram内で商品を確認することができます。
購入に至るまでのページ遷移を、シームレスに行うことで離脱することなく、便利さを提供することが可能です。
画像出典:Facebook
Facebookは、原則実名登録が必要になる点が、他のSNSと大きく異なっており、匿名に慣れている若者には抵抗感があるため、メインユーザーではありません。
しかしながら、文字数が60,000字までの制限で、リンクを貼り付けるとこもできるので、他のSNSに比べると活用の幅が広いです。
Facebookの特徴は、実名登録なので、ユーザーの登録情報がより正確であり、精度の高いマーケティングを行うことができます。
また、2020年5月19日には、Shopifyが「Facebook Shop」のパートナーになったと発表されました。
FacebookとInstagramを連携することにより、同時投稿できるため、投稿の手間を省くことができたり、ショッピング機能を使うこともできます。
Instagramと同様に、購入に至るまでをシームレス化できるため、ストレスを感じることなく、ECサイトへ遷移できます。
画像出典:ピンタレスト
Pinterestは、Shopifyとのパートナー契約を2021年4月21日に発表し、27カ国で商品の展開を行うことになりました。
TwitterやInstagramは「発信することで繋がる」ことができるSNSですが、Pinterestは「未来に活かせる新しいモノを発見する場」になります。
ユーザー数に伸び悩んでいたPinterestですが、近年、新たなマーケティングツールとして活躍しています。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、ECショップを立ち上げる中小企業が増えたことで、商品をネット購入する際に、消費者は検索する機会が増えました。
そこで、Pinterestは「写真から商品を探す」ことや「類似品を簡単に見つける」ことができるため、SNS寄りではなくYahoo!などの「検索サービス」として、頭角を表しています。
ShopifyとPinterestのビジネスアカウントを連携することで、見つけた商品を「ピン(お気に入り)」したり、簡単に購入することができます。
ShopifyとSNSを連携した事例
Shopifyと連携できるSNSは「Twitter」「Instagram」「Facebook」「Pinterest」であることがわかりました。
ここからは、実際にShopifyでECショップを運営している中小企業が、SNS連携を行っている事例について、ご紹介していきます。
KANAGU STORE
画像出典:KANAGU STORE
KANAGU STOREは、洗練された世界観をECショップで表現しており、ブランドの価値を高めるストーリー展開を行っています。
Instagramでは、ハッシュタグを積極的に活用しながら、商品の詳しい説明を行っており、Facebookとは連携せず、双方異なる投稿から集客しています。
ELMERS GREEN
画像出典:Elmers Green
ELMERS GREENは、ECショップでブログを更新していたり、各種SNSとの連携を行っているため、集客への入り口が幅広くなっています。
Instagramでは、積極的にストーリーズやフィードを活用して、商品ページへの導線を作っています。
ハッシュタグは、ブランド名などのみに控えていますが、フォロワーや固定のファンが多いため、ブランドイメージを保ったSNS運用を行っています。
Sellenatela
画像出典:Sellenatela
Sellenatelaは、ECショップが日本語と英語に対応しているため、世界各国から集客を行うことができます。
また、ショップと連携しているInstagramには、TOPに各店舗のアカウントを設置しているため、近くの店舗にも誘導できるようになっています。
ECショップのブログには、ブランドストーリーを伝える記事の更新を行っていたり、店舗情報も閲覧できるようになっています。
さらに、Instagramでは、ハッシュタグを積極的に活用し、ストーリーズやフィードからも集客できるように、リンクを貼り付けて投稿しています。
ShopifyとSNSを連携してもらう方法
企業側は、顧客にShopifyとSNSを連携してもらいたくても、どのようにアプローチするのが効果的なのか、検討がつかず四苦八苦しています。
ここからは、ShopifyとSNSを連携してもらいやすい方法について、具体例を交えながらご紹介していきます。
ショップカードの同封
商品発送時にショップカードを同封することで、QRコードの読み取りから、簡単にSNS連携を促すことができます。
集客の幅が広がるだけではなく、QRコードの読み取り回数や、アクセスログを追跡することができるので、マーケティングとしても活用可能です。
参考:クルクルManager
クーポンの発行
近年、SNSと親和性が高いクーポンの発行が定着しつつあり、LINEやFacebook・Twitterでは、該当者にクーポンを一斉配信ができたり、個別にDMからも送ることができます。
クーポン目当てのユーザーには、SNSとECショップの連携をしてもらいやすくなり、顧客情報の取得もできます。
キャンペーンの開催
SNSキャンペーンで主流になっているのが、Twitterだと「フォロー&リツイート」で、Instagramでは「フォロー&いいね」です。
フォローを促進したり、拡散によって人の目に触れる機会が増えるので、自然に集客を行えて、効率的に連携を促すことができます。
まとめ
ここでは、ShopifyとSNSの連携に関する「効果」や「方法」と共に「事例」について、ご紹介してきました。ShopifyとSNSを連携してもらえることで、集客への導線確保のみならず、より詳しい顧客情報を取得することができます。
また、連携先であるECショップの充実度によっても、購買意欲が左右されるため、サイト運用も重要になります。
特に、外出の自粛をしている潜在顧客に向けて「顧客体験」を向上できる「バーチャル店舗」は、伊勢丹などでも取り入れられており、昨今注目されています。
当社では、Shopifyを利用している企業様の集客応援サービスとして、自然流入を増やすことができる「集客トータルサポート」サービスの実証実験を行っています。
パッケージ化されたサポートサービスは、集客力に応じて業務の効率化や収益の向上を実現し、顧客体験を可能にした「体感型バーチャルショップ」を運用できます。
画像出典:MARIANA OCEAN 3Dビーチショップ
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Welcomist VRは、接触や移動を不要とする「制限のない」VR空間上で、顧客接点(タッチポイント)を持つことができる「バーチャル店舗」を運用しています。
バーチャル店舗では、ECサイトで体感することができない「顧客体験価値」を創出し、購買意欲の向上と、サイトの直帰率を下げることが可能です。
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