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2022年9月16日

D2C支援サービスとは?タイプ別におすすめサービスを紹介


D2Cブランドを立ち上げるためには、様々な準備が必要となり、立ち上げ後は、集客施策に集中しなければいけません。

そうした負担から、D2Cに興味があっても、なかなか一歩を踏み出せない企業は多いのではないでしょうか。

そこで、検討すべきなのが「D2C支援サービス」です。

この記事では、D2C支援サービスとは何か、フェーズごとに必要なD2C支援やサービスを選ぶポイントなどをご紹介します。

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D2C支援サービスとは?

D2C支援サービスとは、企業がD2Cブランドを立ち上げるにあたって必要な準備や、立ち上げ後に欠かせない集客施策などを支援してくれるサービスです。たとえば、D2Cブランドの立ち上げには、次のような準備が必要です。

  • 商品・ブランドの企画
  • 市場・顧客ニーズの調査
  • 事業・資金計画の立案
  • 販売チャネルを用意

これらの準備が完了し、D2Cブランドを無事立ち上げられても、D2Cブランドに合った集客施策の立案・実施を行わなければいけません。

D2Cのノウハウを持たない企業、リソースが不足している企業にとって大きな負担となります。

D2C支援サービスを利用することで、D2Cブランドの立ち上げや、運営に関する負担を抑えながら、専門家のノウハウを活用できます。

フェーズごとに必要なD2C支援

D2Cビジネスは、大きく4つのフェーズに分けることができます。ここでは、それぞれのフェーズで必要なD2C支援についてまとめました。

フェーズ1:D2Cブランドの立ち上げ

D2Cブランドの具体的なイメージは持っていても、OEM(製造代行)先企業の選定や、製造プロセスのディレクション、市場調査など、様々な準備があります。

このフェーズで受けられる主な支援サービスは次のようなものです。

  • OEM先企業の選定
  • 製造のディレクション
  • ターゲットの設定
  • 市場と消費者の調査
  • 物流の検討・選定

フェーズ2: D2Cサイトの運営開始

D2Cブランドが立ち上がり、ECサイトの運営が始まれば、商品登録や在庫管理、カスタマーサポートなどの業務が待っています。

このフェーズで受けられる支援サービスは次のようなものです。

  • ECサイト運営代行
  • 商品登録代行
  • 仕入れ・在庫管理
  • カスタマーサポート

フェーズ3:マーケティングへの集中

次のフェーズでは、D2Cブランドのマーケティングへ集中しなければいけません。素晴らしい商品でも、集客施策が伴っていなければ、商品が広く売れることは期待できません。

このフェーズで受けられる支援サービスは次のようなものです。

  • 集客施策の立案・実行
  • アンケート調査
  • SNS運用代行
  • ブログ運用代行
  • ネット広告運用代行
  • KPI(重要指標)モニタリング

フェーズ4: 越境ECとしての展開

多くのD2Cブランドは、最終的には越境ECによって海外への商品販売を行なっています。越境EC市場は、年々拡大しているため、D2Cブランドとしては積極的に狙っていきたい市場です。

このフェーズで受けられる支援サービスは次のようなものです。

  • 越境EC用サイトの構築
  • 現地市場調査
  • 物流代行
  • 現地語でのカスタマーサポート

D2C支援サービスを選ぶポイント

「フェーズごとに必要なD2C支援」でご紹介したように、様々な支援サービスが存在します。

ここでは、数ある支援サービスから適切なものを選ぶためのポイントをご紹介します。

フェーズごとに必要な支援を整理する

D2Cブランドの立ち上げを4つのフェーズに分けたら、フェーズごとに自社にとって必要な支援を整理してみましょう(企業によってはフェーズ3までとなります)。

企業によっては、「OEM先企業の選定ノウハウはある」・「SNSマーケティングには自信がある」など、支援サービスが不要なプロセスもあるためです。

必要な支援を分けることで、支援サービスとの協業をスムーズに進められ、D2Cブランドにマッチしたサービスを選びやすくなります。

D2C支援サービスにかける予算を決める

D2C支援には、様々なサービスがあるため、そこにかかる費用に上限はありません。

強力な支援を受けられても、費用対効果が低ければ意味はないため、まずはD2C支援サービスに欠ける予算を決定しましょう。

事前に予算を決めておけば、各支援サービスを比較する際の材料にもなります。

正しく予算を極めるために、まずはD2C支援サービスの費用相場を調査してみてください。

具体的なプランやKPIを提示してくれるか

D2C支援サービスを選定するプロセスでは、具体的な支援プランや、KPIを提示してくれるかどうかに着目してみましょう。

また、画一的な支援プランを提供するサービスではなく、自社D2Cブランド専用にカスタマイズされた支援プランかどうかを見極めることも大切です

専門性の高い人材が担当するかどうか

D2C市場は、継続的な成長が見込まれているため、新興の支援サービスも少なくありません。

そこで重視すべきことは、専門性の高い人材が支援を担当するかどうかです。

担当者の経歴や実績などをしっかりと確認した上で、専門性の高い人材を揃えているサービスを選ぶことをおすすめします。

サポート期間や解約条件などを確認する

支援サービスが必要なサポートを提供してくれるのか、サポート期間についても確認しておきましょう。また、解約条件について注意深く確認してみてください。

支援サービスとの相性が悪かった場合でも、解約要件によってはサービスを継続しなければいけない可能性があります。

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おすすめのD2C支援サービス

それでは、最後にタイプ別におすすめのD2C支援サービスをご紹介します。

D2Cに付加価値を加えたい企業向け

D2Cブランドに対して、付加価値(商品が持つ特別な価値)を加えたい企業には、次のようなD2C支援がおすすめです。

VRSHOPii(VRショッピー)


画像出典:VRSHOPii

VRSHOPiiは、「バーチャルストア」が簡単に構築できるShopifyアプリで、専門知識不要で、誰でも簡単に操作・設定ができます。

▼VRSHOPii マンガ動画▼

※画像をクリックすると動画が再生されます。

バーチャルストアの構築手順は、3Dモデルとなる実店舗やコンセプトショップの撮影後、Shopifyの管理画面から設定作業をするだけで、アプリ内にアップデートした画像(オブジェクト)や動画を、ストアに出現させることができます。

また、VRSHOPiiとShopifyストアは、カート連携ができるため、購入画面までシームレスなページ遷移を実現し、ユーザーへ「新しい顧客体験」の提供が可能となります。

D2CブランドにVRソリューションを使って、付加価値を生み出したいという方におすすめです。

D2Cを自社独自に展開したい企業向け

D2Cブランドを独自に立ち上げたいが、ECサイト構築がボトルネックになっている企業には、次のようなD2C支援がおすすめです。

Shopify(ショッピファイ)


画像出典:Shopify

月額数千円からECサイトの構築・運用が可能な、世界的EC構築サービス。

月額25ドル(約3,500円)から利用ができ、ECサイトに必要な機能は全て揃っています。※1ドル=140円で計算

デザイン性の高いテーマが豊富で、アプリの追加による機能拡張ができるのが特長です。

BASE(ベイス)


画像出典:BASE

無料でECサイトを構築できますが、商品が売れた時だけ手数料が徴収されます。

無料プランの場合は3%のサービス利用料、3.6%+40円の決済手数料が徴収されるため、Shopifyよりも高めの設定となっています。

D2Cをトータルでサポートして欲しい企業向け

D2Cをトータルでサポートして欲しい企業には、次のように総合的にD2C支援を提供しているサービスがおすすめです。

ecforce teams (イーシーフォース チームス)


画像出典:ecforce teams

明確な料金プランで、D2Cブランドの立ち上げから運営まで提供してくれる企業。

OEM選定と調整、コール・ロジ選定と立ち上げ支援、立ち上げ後のショップ運営代行、CRM施策設計と実行、マーケティングプランの設計と実行、商品企画・戦略、KPIモニタリイング・PLの管理と改善などサポートしてくれます。

D2C with(ディーツーシーウィズ)


画像出典:D2C with

インフルエンサー起点のD2Cブランド立ち上げ実績の多い企業。商品企画からブランド運営までスムーズに、余分なコストを出さずにサポートしてくれます。

D2C&Co(ディーツーシーアンドコー)


画像出典:D2C&Co

丸井グループのノウハウを提供している企業。資金提供、出店・ショールーム、顧客との関係づくり、総合物流支援など、幅広いサポートが受けられます。

まとめ

本記事では、D2C支援サービスとフェーズごとに必要な支援、支援サービスを選ぶポイントなどをご紹介しました。

自社のD2Cブランドにとって適切な支援サービスを選ぶことで、効率良くD2Cブランドを売り出していくことができます。この機会にぜひ、自社D2Cブランドにマッチした支援サービスを検討してみてください。
関連記事:ITが苦手でもOK!D2C戦略のポイントと成功させる方法をご紹介

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バーチャルストアは、画像(オブジェクト)や動画で、商品情価値を視覚的に訴求することができるので、ユーザーにブランドの世界観をより深く認識してもらう事が可能です。

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