お役立ちラボ

2022年9月7日

VRコマースとは?顧客体験を追求した新しいショッピングサービスをご紹介!


人々は、長らく続く「おうち時間」の中で、消費行動に変化が起こり、時間や場所に左右されない「オンラインショップ」を好むようになりました。

ここでは、テクノロジーがどんどん進化していき、長期化するコロナ禍で、利便性とビジュアルマーケティングを兼ね備えた「新しいオンラインショッピング(VRコマース)」について、ご紹介していきます。

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VRコマースとEコマースの違い

VRコマースとは、仮想(VR)空間に3Dストアをオープンすることで、実店舗にいるのような買い物体験が可能となる「新しいオンラインショッピング」スタイルです。

一方、ネットショッピングの主流であるEコマースは、写真や商品説明(テキスト)を参考にしながら、イメージ主体で商品を購入するスタイルです。

Eコマースは、VRコマースよりも商品イメージに対する情報が少なかったり、顧客体験価値を向上するような「購買体験」ができません。

また、近年、あまり聞かなくなった「Mコマース」は、Eコマースと同様の販売方法ですが、PCを除いた「モバイル端末のみに対応」しているショッピングスタイルです。

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VRコマースの市場規模とは?

日本では、2020年3月に5G回線が開通したことや、新型コロナウイルス感染症の拡大を機に、VRデバイスが普及しました。

VRデバイスは、従来のECサイトよりも商品情報が多いため、大きさや機能性を詳しく知りたい「家具」に対しても、効果的な販売戦略が定着したことで、市場規模は拡大し続けています。

VRコマースの市場規模は、IDCの調査結果によると年々拡大していくため、ますます市盛り上がるのではないかと、期待されています。
関連記事:https://www.idc.com/promo/arvr

VRコマースにおいて3つのメリット

VRコマースは、時代の変化によって生まれた「新しいショッピングサービス」の一つですが、具体的にどのようなサービスなのか、詳しく知らない方も数多く存在します。

ここからは、小売市場でVRコマースを取り入れる際の「3つのメリット」をご紹介していきます。

VRゴーグルが不要

VR(バーチャル・リアリティ)は、没入感が高いことから、ゴーグルの購入が必要だと思われていますが、手持ちのデバイススマートフォンやPCなどから簡単に来店することが可能です。

そのため、バーチャルストアへの来店には、事前準備が不要になるので、利用ハードルを下げることができます。

リアルに近い顧客体験

従来のオンラインショップでは、画像やテキストを使用して商品情報を説明し、購買行動を促進していました。

しかしながら、コロナ禍によって消費者の価値観は変化し、商品そのものや価格よりも「体験」することを好むようになりました。

そこで、バーチャルストアは、マウスやタッチ操作をするだけで、来店しているような感覚(顧客体験価値)になり、購買行動に対して「ワクワク感」を得られます。

また、ストア内は、360度自由自在に歩き回れたり、デジタルポスターなども見ることができるので、ビジュアルマーケティングを行うことができます。

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緻密な顧客分析

VRコマースは、EコマースやMコマースと同様に、購入履歴などの顧客情報のみならず、閲覧商品やサイト滞在時間も把握することができるため、緻密な分析が可能になります。

精度の高い消費者行動の分析は、効果的なマーケティング戦略に活用することができるので、新商品を開発する上での「参考資料」としても活用できます。

当社では、以下のような競合他社と自社サイトの分析・比較データを無償で提供しています。


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VRコマースにおいて3つのデメリット

ここまでは、小売市場にVRコマースを取り入れる際の「3つのメリット」をご紹介してきました。

ここからは、VRコマースを活用する上で注意すべき「3つのデメリット」に関して、ご紹介していきます。

高齢者層へ普及しにくい

高齢者は、商品を実際に手に取ることができる「実店舗」に慣れているため、仮想空間を操作しながら、欲しいものを選ぶ(見る)ことに抵抗を感じています。

近年、スマートフォンは、高齢者層にも普及してきてはいるものの、複雑な操作には慣れていないので、恐怖心を抱かれやすいという課題があります。

一方、3Gサービスを利用しているガラケーは、すでに電波の供給を終了した事業者もあり、スマホ教室も再開してきているので、少しずつ普及するのではないかと期待されています。

構築や運用にコストがかかる

バーチャルストアを運用するためには、システム構築に必要な初期費用が発生したり、コーディングなど専門的な知識が必要不可欠です。

そこで、自社で構築することが困難な場合には、一部のサイト運用を制作会社に依頼して、ショップのクオリティを維持しています。

構築や運用代行は、制作会社によっても費用が異なるため、契約する際にはサービス内容も含めて、慎重に吟味する必要があります。

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接客方法に工夫が必要

仮想(VR)空間での接客は、対面ではないので、お客様のリアルな反応を見ながら、商品を案内することが困難です。

そのため、バーチャルストアでの接客では、距離感を感じられないように、接客ツールを活用するなど、顧客接点(タッチポイント)を工夫する必要があります。

そのため、ツールの導入を検討する多くの企業は、対面接客に抵抗のあるお客様とも、コミュニケーションが取れることを期待して「チャットボット」に注目しています。

チャットボットは、コミュニケーションのシナリオを作成することで、24時間365日「いつでも」「どこからでも」自動接客が可能になり、機会損失を防ぐことができます。

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VRコマースの事例

ここまでは、VRコマースの特徴や「メリット」と「デメリット」について、詳しくご紹介してきました。

ここからは、各企業が、実際にVR技術を活用して、商品販売を行っている事例をご紹介していきます。

ニトリ目黒通り店

画像出典:バーチャルショールーム | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販

ニトリネットでは、2022年4月27日にオープンした「ニトリ目黒通り店」の家具フロアを、3D撮影してバーチャル化し、実際に来店しているような感覚を体験できます。

バーチャルショールームは、実店舗でこだわっている戦略的な陳列ができるため、店内プロモーションをそのまま反映することが可能です。

ソニーストアバーチャル

画像出典:ソニーストア バーチャル/ソニーストアについて

ソニーストアバーチャルでは、直営店で働くスタッフが、お客様のスタイリストとして、丁寧な接客を担当します。

ストア内は、お客様が商品ポイントに到着すると、スタイリストからおすすめ商品の案内や、キャンペーン情報のアナウンスがあり、実際の店舗に来店しているような感覚で、商品を見ることができます。

NASLUCK

画像出典:NASLUCK バーチャルショップ

NASLUCKは、家具やキッチン周りを新調するときの「ワクワク感」を、オンラインでも感じられるように、バーチャルショップにサウンド機能を付けたり、簡単に操作できる工夫をしています。

しかしながら、ショップ内は、自由自在に動くことができなかったり、商品映像が流れる「ご覧になりたい機能」の場所がわかりにくいため、購買率の低下に繋がる可能性があります。

商品情報は、なるべく一画面で見れるように工夫したり、ページ遷移が必要な場合には、移動をスムーズに行える環境が大切です。

THE CHIC

画像出典:THE CHIC

THE CHICは、バーチャルショップをウォークスルー(360度自由自在に歩ける)閲覧できるMatterportで撮影しているため、実際の店舗をオンライン上で忠実に再現しています。

バーチャルショップは、無機質なECサイトとは異なり、単純な購買行動(クリック操作)だけではなく、商品のストーリー動画を店内に貼り付けたり、クーポンコードを探す「顧客体験」を提供しています。

鍋屋源五右衛門

画像出典:鍋屋源五右衛門

鍋屋源五右衛門は、バーチャル店舗のみならず、商品価値を知ってほしいという想いから、バーチャル空間内で酒造工程を公開しています。

酒造工程の公開は、顧客体験価値の向上だけではなく、商品に対する安心感や説得力を与え、視覚的に購買意欲を向上させます。

まとめ

消費者の購買行動は、新型コロナウイルス感染症の拡大を機に、テクノロジーが大きく進化したため、時間や場所に左右されない「オンラインショップ」を好むようになりました。

VRコマースは、時代の変化によって生まれた「新しいオンラインショッピング」であり、仮想(VR)空間で購買体験ができるので、顧客体験価値を高めることができます。

バーチャルストアの導入は、ビジュアルマーケティング要素を含んでいるため、商品に対する視覚情報が増えたり、訴求効果を上げられます。

当社は、体験型のバーチャルストアを無料で構築できるアプリ「VRSHOPii」を開発したため、中小企業や個人事業主様なども簡単に、Shopifyサイトにストアをオープンできるようになりました。

アプリに関するご不明点・ご相談ごとについては、オンラインから受け付けておりますので、下記よりミーティングをご予約ください。
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VRSHOPiiは、バーチャルストア内に、オブジェクト(画像)や動画を設置し、商品を視覚的に訴求できる「ビジュアルマーケティング」を行いながら、顧客接点(タッチポイント)を持つことができます。

バーチャルストアでは、ECサイトで体感することができない「顧客体験価値」を創出し、購買意欲の向上と、サイトの直帰率を下げることが可能です。

また、バーチャルストアとShopifyのカートを連携することで、ストアを離脱することなく、商品を購入することができるため、カゴ落ちを抑えることができます。

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