Shopify(ショッピファイ)で作成したECサイトに動画を埋め込みたい、動画の効果的な活用方法が知りたいと考えている方は、多いのではないでしょうか?
今や、動画は様々なビジネスで重要なコンテンツとなっており、ECサイトでは、お客様の購入検討を後押しするなど、多くのメリットがあります。
この記事では、そんな動画をShopifyストアに埋め込む方法・動画を活用するメリットをご紹介します。
Shopifyストアに動画埋め込みをするメリット
Shopifyストアに動画を埋め込むメリットは、主に3つあります。
- 消費者の購買意欲を刺激する
- 商品に対する不安を払拭する
- サイトの滞在時間を上げる
ここでは、上記3つのメリットを1つずつ解説していきます。
消費者の購買意欲を刺激する
動画制作を手がける、株式会社Candeeが行った調査によれば、印象に残る動画を視聴すると、「約50%の消費者が動画視聴毎に商品を購入する」というデータが出ています。
画像出典:【Z世代に「動画広告」はどう響く?】動画広告視聴後、約6割が「1日以内」に商品を購入!「印象に残る動画広告」が商品購入の鍵|PR TIMES
この他にも、動画が消費者の購買意欲を刺激するのに効果的であるという調査データが、いくつか存在します。
ECサイトに動画を埋め込むと、消費者の購買意欲を刺激できることは、論理的に証明されていると言えます。
商品に対する不安を払拭する
ECサイトの商品ページには、サイズや色など、様々なスペック情報を記載します。
しかし、一般的なスペック情報だけでは、消費者の商品に対する不安を払拭できず、購入を後押しすることができません。
「サイズの記載はあるが、実際のサイズ感はどうだろう?」
「自宅のインテリアとしてマッチするだろうか?」
「マンションの防音性が低いから音が気になる…」
など、消費者は商品に対して、様々な不安を抱えているため、これらを払拭して購入を後押しする必要があります。そこで、動画は、写真やテキストだけでは伝えられない情報を補填するために最適なコンテンツとなります。
映像を見れば、手に取ったときや置いたときのサイズ感・インテリアとの協調性・商品が出す音の大きさなどが確認できます。
動画を使って、消費者が抱える様々な不安を払拭できれば、購入を後押しし、CV(コンバージョン)をアップできるかもしれません。
ECサイトの滞在時間を伸ばす
ヨーロッパを中心に、Web接客ツールを提供するFanplayerとイタリアのボッコーニ大学が、1年間かけてECサイトのユーザー行動分析を行いました。
その結果、ECサイト全体の売上の86%が「平均滞在時間を上回った消費者」から購入されていることが判明しています。
画像出典:心地よい購入体験がリピートを呼ぶ、行動分析で見えたCVRアップ法|ECのミカタ
このデータによれば、消費者はECサイトに長く滞在するほど商品を購入する可能性が高い、ということが考えられます。
ECサイトに動画を埋め込むと、視聴時間分の滞在時間が長くなるため、ECサイト全体のCVが高くなることが期待できます。
Shopifyストアに動画埋め込みをするデメリット
Shopifyストアに動画を埋め込むと、購買意欲の刺激や滞在時間の増加などのメリットがある反面、デメリットもあります。
そのデメリットとは、「ECサイトの読み込み速度が遅くなる」ということです。
画像やテキストと比べると、動画はファイルサイズが大きいため、ECサイトの読み込み速度に影響し、ひいては消費者の快適な購買体験を損ねてしまうかもしれません。
したがって、Shopifyストアに動画を埋め込む際は、動画のファイルサイズと画質のバランスを考慮しながら、読み込み速度に影響しない程度で、画質の良い動画の埋め込みを意識することをおすすめします。
Shopifyストアに動画を埋め込む方法
ここからは、Shopifyストアの商品ページとブログページに動画を埋め込む方法を、実際の操作画面と共に解説していきます。
商品ページに動画を埋め込む
商品ページに動画を埋め込む方法はとても簡単です。
制作した動画を埋め込む場合は、「メディア」欄に動画ファイルをドラッグ&ドロップするだけでアップロードできます。
また、YouTube動画を埋め込む場合は「URLから追加」をクリックします。
表示されたURL入力欄に、YouTube動画のURLを入力してから「ファイルを追加」をクリックしましょう。
以上で、商品ページへの動画埋め込みは完了です。
ブログページに制作した動画を埋め込む
自分で撮影・編集した動画をShopifyストアに埋め込むには、まずは当該動画をファイルにアップロードする必要があります。
ホーム画面の左下にある「設定」をクリックしてください。
設定画面が表示されたら、その中から「ファイル」をクリックしましょう。
ファイル画面が表示されたら、「ファイルをアップロード」をクリックして、埋め込みたい動画ファイルを選択します。
動画ファイルのアップロードが完了したら、アップロードした動画の右横に表示されているリンクボタンをクリックして、動画URLをコピーしてください。
続いて、動画を埋め込みたいブログページを開いたら、「HTMLを表示する」ボタンをクリックし、HTML編集モードに切り替えます。
さらに、動画を埋め込みたい場所に以下のコードを入力しましょう。
<video controls=”controls” style=”max-width: 100%; height: auto;”>
<source src=”取得した動画URLをここに入力” type=”video/mp4″ />
以上で、制作動画の埋め込み作業は完了です。
ブログページにYouTube動画を埋め込む
YouTube動画を埋め込む方法は、制作動画を埋め込むよりもシンプルです。
まずは、埋め込みたいYouTube動画を開き、視聴画面上で右クリックをして「埋め込みコードをコピー」をクリックし、コードをコピーしましょう。
続いて、動画を埋め込みたいブログページを開き、動画マークをクリックします。
すると、動画コードを入力する画面が表示されるので、先ほどの手順でコピーした動画コードを貼り付けてから「ビデオを挿入する」をクリックしてください。
以上でYouTube動画の埋め込みは完了です。
Shopifyストアで動画埋め込みを活用するポイント
最後に、ここではShopifyストアで動画を活用するポイントを3つご紹介します。
ハウツー動画で商品の使用・操作方法をサポート
商品の使用・操作方法などのハウツー動画を埋め込むと、消費者の商品利用をサポートすることができます。
使用・操作方法がシンプルな商品であっても、使い方に悩む消費者は存在するため、ハウツー動画を用意すると、消費者の利用体験をより良いものにできます。
画像やテキストによるPDFマニュアルを作成するのはもちろんのこと、ハウツー動画で情報を補足して、細かいところまで消費者をサポートしてみると、顧客満足度も上がるかもしれません。
デモンストレーション動画で商品理解を深める
どういったシーンで、どのように使うと、効果的に商品を利用できるのかというデモンストレーション動画の埋め込みもおすすめです。
消費者の商品に対する理解が深まり、購買意欲を刺激できるかもしれません。
商品の意外な使い方を紹介して「面白い」と感じてもらえれば、SNSなどで動画が拡散される可能性もあります。
YouTubeにも配信してマーケティングを実施
制作した動画は、Shopifyストアに埋め込むだけでなく、YouTubeにも配信して動画マーケティングを同時進行で行ってみるのも良いかもしれません。
Shopifyストア以外の場所にも動画を配信すれば、より多くの消費者の目に留まり、動画から集客できる可能性があります。
動画内にECサイトのリンクを設置すれば、ECサイトへ誘導する導線を作ることができます。
まとめ
本記事では、Shopifyストアに動画を埋め込む方法や、動画を埋め込むメリットなどを解説しました。
ECサイトの動画活用は、データによってその効果が証明されており、様々なメリットが期待できます。
ぜひ、この機会にShopifyストアへの動画埋め込みを始めてみてはいかがでしょうか?
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