お役立ちラボ

2024年3月29日

【21選】オンライン会議をリアルタイム翻訳!会話を同時通訳する音声アプリもご紹介


各企業では、新型コロナウイルス感染症の拡大を機に、移動を伴わない「オンライン会議(ZOOMやMicrosoft Teams)」が定着しました。

オンライン会議では、リアルタイム翻訳が可能なツールを活用することで、多言語が飛び交う国際会議でも、簡単に意思疎通を図ることができます。

ここでは、多言語を用いた会話内容を適切に翻訳してくれる「音声翻訳おすすめツール」について、詳しくご紹介していきます。

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オンライン会議をリアルタイム翻訳できるツール21選

オンライン会議は、移動が不要になるため、母国語以外の言語が飛び交うこともあり、リアルタイム翻訳ツールが重宝されています。

ここからは、オンラインでの国際会議を通訳してくれる「音声翻訳おすすめツール21選」を、ご紹介していきます。

Minutz


画像出典:自動翻訳機能「Minutz」 【株式会社 ObotAI】

Minutzは、オンライン会議の中でも、ユーザーからの利用が多い「日本語⇄英語」において、世界一翻訳精度が高いと評価されている翻訳エンジンDeepLに対応しています。

そのため、ユーザーから期待される翻訳精度は、他の翻訳エンジンよりも満足度が向上し、トライアルからの申し込みが増加中です。

さらに、Minutzの利用には、専用アプリのインストールが不要なので、相手先にログイン情報を共有するだけで、簡単に意思疎通を図ることができます。

Minutzの機能は、会議中に翻訳した文字起こしをリアルタイムで修正したり、議事録としても利用できるので、100言語以上への国際会議に利便性を高めています。

また、セキュリティ体制については、機密性とデータ保護の重要性に対応するため、専用のサーバープランを用意しており、各企業のセキュリティ基準に基づいた提供も可能で、機密情報を安全に管理することができます。

Minutzでは、この基盤に加えて、会議に合わせて最適なモデル(GPT-3.5 Turbo・GPT-4 Turbo・Gemini-Pro)を選択できるようになっており、独自の音声認識技術と最新の生成AIを組み合わせることによって、さらに高度なコミュニケーション(オンライン会議)を実現します。

例えば、MinutzのAIには、会議中の重要なポイントを瞬時に抽出する機能や、会話内容をわかりやすく要約したり、誤訳を防ぐため、過去の発言履歴を分析して、適切に解釈する能力を備えています。

機能紹介
YouTubeでの紹介動画(30秒)

ご不明点・ご相談ごとは下記より問い合わせ
【お問い合わせ】オンライン予約

TikTokでの紹介動画(50秒)

  • トライアルプランあり
  • 100言語以上に翻訳
  • 翻訳エンジンがDeepLに対応
  • 専用アプリのインストール不要
  • 通信の暗号化
  • データのバックアップ
  • 議事録の作成
  • 再翻訳機能
  • 辞書登録機能
  • 重要ポイントを抽出して要約
  • 過去の発言履歴を分析して誤訳を防止

UDトーク


画像出典:UDトーク

UDトークは、2018年に放送された「福岡恋愛白書13 キミの世界の向こう側」をはじめ、大人気ドラマ「Silent」や「星降る夜に」「ファイトソング」で使われており、視聴覚障害者の方とのコミュニケーションツールとして、人気があるアプリです。

ドラマ内では、聴覚障害者の方とのコミュニケーションツールとして活用されていますが、翻訳機能も携えており、オンライン会議の翻訳としても利用できます。

オンライン会議の翻訳ツールとしては、ドラマ内と同じく専用アプリをインストールすることで、会話内容をテキスト化することが可能です。

機能紹介

  • 無料アプリ

法人向けの有料プラン有
Apple Store→「UDトーク」をApp Storeで
GooglePlay→UDTalk – for UD Communication – Apps on Google Play
Amazon アプリストア→UDトーク:Amazon.co.jp:Appstore for Android

  • 150言語以上に翻訳

UDトーク/選択可能言語一覧

  • QRコードを連携することで複数の端末と共有可能
  • 会話の録音
  • 議事録の作成
  • 再翻訳機能
  • 単語登録機能
  • 読み上げ機能

リアルタイム翻訳ツール


画像出典:リアルタイム翻訳ツール

リアルタイム翻訳ツールは、Microsoft Teamsとの相性が良いため、導入をスムーズに行うことが可能です。

また、利用環境は、Microsoft Teamsアプリとして利用可能な「Teams版」と、ブラウザ対応の「Web版」・パソコンにインストールできる「Desktop版」が存在します。

利用までの流れは、4つのステップがあり、オンラインセミナーの受講などが必須になるため、無料のトライアルを開始するまでに、最短でも5営業日の時間を要します。

そのため、すぐに利用したい場合には、対応が難しいので、余裕をもって申し込みすることをおすすめします。

機能紹介

  • 無料トライアルあり

⇨最大2週間
⇨オンラインセミナーの受講が必須
⇨最短5営業日で開始

  • 100言語以上に翻訳
  • 議事録の作成

Speech Translation


画像出典:Speech Translation/音声翻訳

Speech Translationは、翻訳精度が高く、流暢に通訳してくれるため、高品質な会話を実現できます。

また、利用料に関しては、初期費用が一切かからず、利用時間による従量課金制(月額不要)なので、利用頻度が少ないユーザー向けのサービスです。

  • 30日間の無料トライアルあり
  • ISO認定
  • 30言語以上に翻訳
  • 利用料は時間制
  • 翻訳不要な言語は自動削除
  • 単語登録機能
  • データの暗号化

オンヤク


画像出典:業務圧縮の決め手は「精度」 / 音声翻訳ツール「オンヤク」

オンヤクは、オプションである「分野選択を設定することで、会話内容に即した通訳を可能にします。

専門性の高い用語は、通常の意味合いと異なることもあり、翻訳精度への満足度が低下しがちですが、分野選択を行うことで、より即した通訳を実現します。

機能紹介

  • 無料トライアルあり
  • 110言語に翻訳
  • 会話内容の二次利用なし
  • 議事録の作成
  • 単語登録機能
  • 専門分野の選択機能
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V-CUBE


画像出典:V-CUBE ミーティング

V-CUBEは、V-CUBE ミーティング(ブラウザ対応可)を活用することで、会話の音声を認識し、翻訳することが可能です。

また、V-CUBE ミーティングには、アンケート機能を搭載しており、オンライン会議中に決議を行えるので、意思決定を迅速にできます。

さらに、オンライン会議では、通信速度が急に低下するトラブルも多く、進行を妨げてしまうこともあります。

しかし、V-CUBE ミーティングでは、サジェスト機能と呼ばれる「警告(!マーク)」により、利用状況を迅速に教えてくれるので、すぐに改善することができます。

2023年7月1日(土)にて新規販売終了だが契約者は引き続き利用可

  • Office365と連携
  • 11言語に翻訳
  • 専用アプリのインストール不要
  • アンケート機能搭載
  • 通信環境の通知機能
  • チャット機能

ZMEETING


画像出典:AI文字起こし / ZMEETING

ZMEETINGは、ZOOMに連携しているため、会話テキストを字幕として表示することができます。

また、利用方法は、煩雑になっておらず、ZMEETINGとZOOMを同時に起動するURLを発行できるので、手間なくオンライン会議を開始することが可能です。

機能紹介

  • 5言語に翻訳
  • 専用アプリのインストール不要
  • 議事録の作成
  • 生成AI要約機能
  • 感情認識機能
  • 不要言語を自動削除
  • 辞書登録機能

T-400


画像出典:T-400

T-400は、ロゼッタ独自の機能により、AIの翻訳精度が、プロの通訳者に匹敵するレベルになっています。

また、セキュリティ体制は、ISMS認証を取得した国内のサーバーにより、安全なセキュリティ体制を整えており、機密保持契約を結ぶことも可能です、

  • 無料トライアルあり
  • 100言語以上に翻訳
  • 専用アプリのインストール不要
  • 通信の暗号化
  • 生成AI要約機能
  • 分野選択機能
  • 辞書登録機能
  • 再翻訳機能

ドコツーAI


画像出典:ドコツーAI

ドコツーAIは、ホストがアプリをインストールすることで、ゲスト側はRQコードや専用のURLからログインできます。

また、コミュニケーション方法は、音声認識での翻訳のみならず、文字入力も可能なので、聴覚障がいのある方とも、文章通訳を活用して円滑に意思疎通を図れます。

機能紹介

  • ホスト側はアプリのインストールが必須

Apple Store→「Dokotsu AI」をApp Storeで
GooglePlay→Dokotsu AI/Google Play のアプリ

  • 16言語に翻訳
  • NICTの翻訳エンジン
  • 翻訳精度はTOEIC900点以上
  • よく使うフレーズ登録
  • 会話内容の削除が可能

Real Time Translator


画像出典:Real Time Translator/リアルタイム翻訳ツール

Real Time Translatorは、PCに専用アプリをインストールするだけで、会話を簡単に文字起こしできます。

注意点としては、トライアル開始前に打ち合わせがあり、その後、トライアルに向けた準備に入るため、開始するまでに時間を要してしまうところです。

  • 無料トライアルあり

⇨2週間(約5時間)

  • 100言語以上に翻訳
  • 議事録の作成
  • 辞書登録機能
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POCKETALK


画像出典:ポケトーク

POCKETALKは、言語ごとに最適な翻訳エンジンを選択するため、精度の高い通訳を維持しています。

また、2018年には、日本経済新聞社の「日経優秀製品・サービス賞」で最優秀賞を受賞しており、2022年に行われた『Google Play Best of 2022』では、部門賞を受賞しています。

会話内容は、ZOOMやMicrosoft Teamsなどのツールと併用し、音声のみをパソコンのスピーカーから認識させることで、スムーズに翻訳することができます。

機能紹介

eTalk5


画像出典:eTalk5アプリで登場。/ KAZUNA

eTalk5は、RemoSpaceとみらい翻訳がコラボレーションしたサービスであり、自動翻訳機として販売されています。

会議での使い方としては、ZOOMやMicrosoft Teamsなどと併用し、音声のみをスピーカー部分で認識させることで、会話内容を翻訳することができます。

機能には、テキストを撮影すると翻訳が可能な「文字翻訳」や、翻訳の正誤を確認できる「確認翻訳」があったり、国際規格「ISO27001」と「ISO27017」に準拠したサーバーを利用しているのが特徴です。

RemoSpaceはサービス提供終了

機能紹介

  • 最大11言語に翻訳
  • 会話内容をCSVで出力可
  • オフライン利用の災害用語集を搭載
  • アプリ版あり

Apple Store→「KAZUNA eTalk5 APP」をApp Storeで
GooglePlay→KAZUNA eTalk5 APP for Android Google Playのアプリ

VoiceApp


画像出典:VoiceApp 株式会社

VoiceAppは、Microsoft Teamsを導入している企業向けで、Teamsアプリからスムーズに使用することができます。

また、VoiceApp 株式会社は、Real Time Translatorを提供している「木村情報技術 株式会社」と代理店契約を結んでいたり、フェアユース 株式会社及び株式会社 ロゼッタとは、資本提携を結んでいます。

  • 無料トライアルあり

⇨オンラインセミナーを受講
⇨最大2週間

  • 110言語に翻訳
  • 議事録の作成
  • データの二次利用なし

AmiVoice


画像出典:会議をリアルタイムに文字化/AmiVoice

AmiVoiceは、他のリアルタイム翻訳ツールと異なり、オフライン状態(ネット接続不要)で、音声を認識して保存することができます。

そのため、機密性の高い重要会議には、情報漏洩に対するリスクを考え、翻訳ツールの導入を控える企業もありますが、安心して利用することが可能です。

また、自動翻訳は、大注目のChatGPTと連携しているため、文字起こしをワンクリックで議事録形式に要約できますが、利用にはインターネットの接続が必須となります。

機能紹介

  • 14日間の無料トライアルあり
  • 4言語に翻訳(音声認識)
  • 議事録の作成
  • ZOOM連携
  • タグ付け可
  • 設定したキーワードにハイライト
  • 単語登録機能
  • スタンドアローンタイプ

⇨ネット接続不要で認識・保存

みらい翻訳


画像出典:みらい翻訳

みらい翻訳は、国際規格ISO27001と27017を取得しており、高水準のセキュリティ環境を整えています。

また、パートナー企業には、NTT docomoやPanasonicなどがおり、翻訳技術を活用した様々なサービスを提供しています。

機能紹介

  • 14日間の無料トライアルあり
  • 13言語に翻訳
  • ISO認証を取得
  • 議事録の作成
  • 辞書登録機能
  • 翻訳精度はTOEIC960点レベル
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AI GIJIROKU


画像出典:AI GIJIROKU

AI GIJIROKUは、国際規格ISO27001を取得しており、プライバシーの保護を徹底しています。

また、トライアルに関しては、個人利用向けの「パーソナルプラン(年16,500円)」への対応で、ビジネス向けの「チームプラン(年327,800円)」には対応していません。

さらに、トライアルを希望する場合は、ウェビナー参加が必須になっており、特典として案内してもらうことが可能です。

機能紹介

  • 無料トライアルあり

⇨パーソナルプランを1週間
⇨ウェビナー参加必須

  • 専用アプリのインストール不要

Apple Store→「AI GIJIROKU」をApp Storeで
GooglePlay→AI GIJIROKU/Google Playのアプリ

  • 30言語に翻訳
  • ZOOM連携
  • 議事録の作成
  • 業界別の音声認識機能
  • 通信の暗号化
  • タグ付け可

Clovernet


画像出典:Clovernet 多言語対訳支援サービス / NECネクサソリューションズ

Clovernetは、初期費用が0円で、課金性の料金プランになっているため、月10時間以内の利用であれば、25,000円で利用することが可能です。

また、利用可能な端末については、発行証明書をインストールしていれば、合計利用時間内で利用することが可能です。

さらに、利用可能時間を超えた場合には、上位の料金プランへ変更することで、規制なく利用することができます。

  • 1ヶ月間の無料トライアルあり
  • 30言語以上に翻訳
  • 課金制(月25,000円〜)
  • 3言語間の会話が可能
  • 不要単語を自動削除

YouConnect


画像出典:WEB会議の音声&チャットをAIがリアルタイムに自動翻訳

YouConnectは、ユーザーIDの数によってプランが変動するのではなく、ルーム単位での価格提供を行っています。

また、セキュリティ体制に関しては、第三者機関より診断を受けており、官公庁などが定める要件を満たしています。

  • 無料トライアルあり
  • 10言語以上に翻訳
  • 議事録の作成

One Minutes


画像出典:グローバルプロジェクトをよりスマートに。 / One Minutes

One Minutesは、初期費用が無料となっていたり、料金プランには法人だけではなく、個人向けの低価格なサービスも設けているので、利用へのハードルが低くなっています。

個人プランは、利用時間が月に3時間までとなっているので、頻繁にオンライン会議がなく、スポットで利用したい時におすすめです。

  • 10言語以上に翻訳
  • 7日間の無料トライアルあり
  • 議事録の作成
  • 個人利用プランあり

VoicePing


画像出典:VoicePing 2.0

VoicePingは、仮想オフィスツールですが、アプリをダウンロードせずに、ZoomやMicrosoft Teamsなどのオンライン会議でも利用できます。

また、無料版もあるアプリでは、オンライン会議だけではなく、対面でも利用することができるので、出張で活用することも可能です。

会議データの要約は、SlackやChatworkなどのビジネスツールに通知することで、チームメンバーが簡単に確認できます。

  • 無料アプリ

法人向けの有料プラン有
Apple Store→「VoicePing 2.0」をApp Storeで
GooglePlay→VoicePing 素早く正確に 音声翻訳 -Google Playのアプリ

  • 45言語に翻訳
  • 議事録の作成
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Notta


画像出典:自動文字起こしサービス / Notta

Nottaは、エンタープライズプランで「リアルタイム翻訳」サービスを提供しており、ISO27001を取得していたり、SOC2 Type1保証報告書を受領しているなど、データセキュリティに力を入れています。

また、技術的な対策としては、災害が発生したときにバックアップシステムや、バックアップデータセンターに切り替えることができます。

  • 無料トライアルあり期間内に解約しないと自動更新

⇨3日間 / 3,000分まで(ウェブ版)
⇨3日間 / 1,800分まで(アプリ版)

  • 無料トライアルあり
  • 42言語に翻訳
  • 議事録の作成
  • 最短1日で導入
  • タグ付け可
  • テキスト編集
  • 発話者名の変更
  • 辞書登録機能

リアルタイムで行う会議に求める翻訳機能

ここまでは、オンライン会議をリアルタイム翻訳できるツールについて、21選ご紹介してきました。

ここからは、オンライン会議を行う際に、リアルタイム翻訳で求められる機能をご紹介していきます。

複数言語への翻訳

日本語から他言語への翻訳は、利用ツールによって対応可否が異なるため、主要言語の英語以外に、中国語やベトナム語など、通訳希望の言語に対応しているかが重要です。

特に、マイナー言語は、翻訳対応していないツールも多いため、希望言語への通訳が可能であると、会議や商談がスムーズに進行します。

再翻訳

再翻訳機能は、通訳した会話内容を議事録として使用する際、不要なテキスト部分を削除したい時に便利です。

利点としては、議事録の内容を端的にまとめたい時に、適切な表現へと自動的に翻訳内容を調整します。

そのため、再翻訳機能は、自分で翻訳し直さずに、議事録をまとめることができるため、業務効率化に効果的です。

専門用語の辞書登録

辞書登録の機能は、専門用語が事前に認識されることで、異なる意味で翻訳されるのを防ぎ、精度の向上を促すことが可能になります。

特に、聞き馴染みのない用語は、意図しない翻訳結果を招き、通訳全体が意思疎通の図れない内容になりがちです。

また、専門用語に関しては、通訳者でも知識と語学力を持ち合わせていないと、正確に翻訳することが困難なので、辞書登録は重要な機能となります。

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会議をリアルタイム翻訳するメリット

ここまでは、おすすめ翻訳ツールのご紹介や、ユーザーが求める機能について、ご紹介してきました。

ここからは、オンライン会議をリアルタイム翻訳するメリットについて、詳しく解説していきます。

議事録の作成を効率化

翻訳ツールは、日本語以外を用いる会話内容を、リアルタイムでテキスト化してくれるため、通訳者としての役割のみならず、議事録の作成にも効果的です。

特に、議事録は、提出期日まであまり時間がなかったり、会議の所要時間よりも作成に時間がかかっており、非効率な仕事であると言われています。

しかしながら、議事録の作成は、会議に参加できなかった社員への共有や、重要な内容を備忘録として残せるため、社内でのトラブル防止にも活用されています。

そのため、翻訳ツールは、単に意思疎通を図るだけでなく、議事録を効率的に作成する上で効果的です。

物理的な移動が不要

オンライン会議は、物理的な移動が不要になるので、外資系企業との商談や、海外支社とコミュニケーションを図る上でも、出張を必要としません

しかし、オンライン会議では、物理的な移動を抑えられても、言葉が通じないと話が円滑に進まず、結果的に非効率になってしまいます。

そのため、リアルタイム翻訳は、言語が異なるオンライン会議を行う上で、必要不可欠な機能であり、業務効率化を促進します。

通訳者が不要

リアルタイム翻訳は、音声認識の技術が進化したことで、機械が会話内容を把握し(機械翻訳)、別の言語に変換することができます。

オンライン会議には、機械翻訳を活用することで、通訳者が不要になり、低コストで円滑なコミュニケーションを可能にします。

特に、ビジネス関係の通訳者は、会話内容をただ翻訳するだけではなく、双方が気持ちよく意思疎通を図れるように、礼儀やマナーも重要視されます。

そのため、ビジネス通訳に関しては、観光案内などよりも割高になり、1日あたり10万円前後(1時間1万円前後)が、平均的な相場になっています。

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リアルタイム翻訳を会議に導入する際の選び方

ここまでは、オンライン会議をリアルタイム翻訳するメリットについて、詳しく解説してきました。

ここからは、オンライン会議にリアルタイム翻訳を導入する際、注目してほしい選び方をご紹介します。

機密保持契約書(NDA)の有無

機密保持契約書(NDA)とは、自社の機密情報を他社に開示する際、情報漏洩や不正利用を防ぐために、双方が書面上で約束を結ぶものです。

特に、リアルタイム翻訳されたテキストには、会社の経営を左右する内容も含むため、機密保持契約を締結しないと、営業上のリスクも生じてきます。

そのため、翻訳ツールを導入する際には、機密保持契約を交わしておくと、安心して機密性の高い会話を行えます。

また、他社を交えたオンライン会議では、相手先の機密情報を守るためにも、機密保持契約の締結は大切です。

翻訳精度の高さ

翻訳精度の高さは、利用するツールによって大きく異なり、何の翻訳エンジンに対応しているかが重要になります。

機械翻訳のエンジンは、いくつか存在しますが、その中でも「DeepL」を利用しているツールは、翻訳精度が高いと言われています。

DeepLは、世界一高精度と呼ばれる翻訳エンジンであり、ユーザーから名高い評価を得ています。

特に、正確性に関しては、Google翻訳に比べると、無料版・有料版共に、違和感のない自然な翻訳になるため、個人利用のみならず、企業からも信頼されています。

適した料金プラン

オンライン会議は、コロナ禍を機に定着したので、ライバル社が続々と登場し、価格競争が激化しています。

そのため、リアルタイム翻訳が可能なツールは、サービス内容や提供している会社によって、料金形態が異なるため、自社に適した料金プランを選ぶ必要があります。

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会議中にリアルタイム翻訳の精度を上げる方法

ここまでは、オンライン会議に、リアルタイム翻訳を導入する際の選び方について、ご紹介してきました。

ここからは、リアルタイム翻訳の精度を上げる方法について、わかりやすく解説していきます。

端的に話す

リアルタイム翻訳ツールは、音声認識により会話をテキスト化するため、はっきりと端的に発することで、AIが認識しやすくなります。

また、AIは、軽い方言レベルなら理解できますが、独特の言い回しが多い「津軽弁」などは、認識精度が落ちてしまうため、翻訳が上手くできない場合があります。

独特な方言に関しては、なるべく標準語にすることで、日本語として認識されるため、翻訳精度が高まります。

ヘッドセット・イヤホンの活用

翻訳精度は、周辺環境に左右されやすいため、雑音などが入らない「ヘッドセット」や「イヤホン」を活用することで、認識精度の低下を防ぎます。

また、イヤホンの中には、翻訳モードと、ノイズキャンセリング機能を搭載したものもあり、新時代の翻訳機として注目されています。

句読点部分に間を置く

翻訳精度の高さは、話したいことを長々と語るよりも、一文を端的にまとめ、句読点(息継ぎ)部分に間を置くことで、AIが言葉のブロックを認識しやすくなります。

AIが、言葉のブロックを認識できると、より自然な翻訳になり、円滑なコミュニケーションを促進します。

まとめ

本記事では、オンライン会議をリアルタイム翻訳できるツールのご紹介や、利用メリットなどを解説してきました。

リアルタイム翻訳ツールは、サービスを提供している会社によって、翻訳精度やセキュリティ体制も異なるため、利用料金だけではなく、総合的な判断が重要になります。

Minutzは、翻訳エンジンがGoogleとDeepLに対応しているので、言語ごとに適切なエンジンを利用することが可能です。

さらに、大きな特徴としては、専用のサーバープランを利用できるため、ユーザー自身がデータの保護や管理を行えるので、自社のセキュリティ基準で管理が可能です。

そのため、Minutzの利用実績は、文部科学省や東京都をはじめ、地方自治体への導入事例も多く、信用度が高いツールになっています。

【翻訳精度の紹介動画】

当社では、オンライン商談を随時行っていますので、以下よりお問い合わせください。

ご不明点・ご相談ごとについては、下記の「オンライン予約」よりご予約いただければ、当社スタッフからオンラインでサービスのご案内をさせていただきます。

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