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多言語翻訳ラボ

2021年5月28日

ベトナム語のWeb翻訳が注目される背景・特徴・選び方を徹底解説! おすすめのITツールも紹介


世界の言語の中でも、トップレベルで難しいと言われているベトナム語。6つの声調を正しく発音しないと、全く違う意味となり、意思疎通が難しくなります。

また、ベトナム語の文法は、英語や中国語同様に「S+V+O」なのに対して、日本語は「S+O+V」なので、ベトナム人の方には、馴染みのない文法であり、難しさを抱かれます。

しかしながら、厚生労働省が2021年1月29日(金)に発表した、2020年10月末現在の「外国人雇用状況」によると、国籍別ではベトナムが中国を抜いて最も多く外国人労働者数全体の25.7%(443,998 人)となりました。

在日外国人の中でも、ベトナム人はこの10年で約10倍以上増え、42万人と急増しています。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、上陸拒否措置により、在日外国人が減少した2020年でも、在日ベトナム人は4万人も増え、唯一増えた在日外国人です。

今後、更に在日ベトナム人が増えると見込まれる中、意思疎通を円滑にするために必要とされている、ベトナム語のWeb翻訳ツールの利便性を解説していきます。

ベトナム語のWeb翻訳が注目される理由

ベトナム語のWeb編訳がなぜ注目されるのか、3つの背景を解説していきます。

在日ベトナム人増加による需要の高まり

ベトナムは、日本に比べて給与水準が圧倒的に低く、平均年収が約30万円、月に換算すると約3万円となっています。しかしながら、生活費の月平均は約4万円で、共働きでなんとか暮らせる状況です。

そこで、ベトナムの若者は、平均年収を月収で得ることのできる日本へ来日します。ベトナム人は、親日感情が強く、日本企業の人手不足に積極的であり、日本も積極的に採用しているため、留学も就労もしやすく、就労ビザが取りやすくなっています。

需要に対して少ないプロの通訳者

ベトナムは、ここ数年ASEAN諸国の中でも、経済成長率が非常に高く、新型コロナウイルスによる打撃の中でも加速し、プラス成長を維持しています。

在日ベトナム人のうち、約半数は技能実習生であり、ビジネス面でも留学面でも専門的な通訳を必要とする機会が多いです。

しかしながら、ベトナム語は、専門的な翻訳や通訳ができる人材が非常に少ない言語で、専門的な通訳をできないケースも少なくありません。

また、ベトナム人は納期などが遅れることも多く、通訳者の代わりを見つけることも困難であるため、需要に対して「安心感」が得られない懸念点は、長年の課題となっています。

外国人が話すベトナム語に耳が慣れていないベトナム人

ベトナム人は許容範囲が狭く、理解しようという習慣がありません。

そのため、一生懸命伝えようと話しても、外国人の話す片言のベトナム語に対して「何言ってるの?」と返されてしまい、的確なベトナム語でないと意思疎通が難しいのが難点です。

Web翻訳する上で知っておくべきベトナム語の特徴

日本語や英語は「形容詞」+「名詞」が一般的なのに対して、ベトナム語は「名詞」+「形容詞」と、逆さまに表現します。

また、日本語は母音が1つなのに対して、ベトナム語は母音が多く、日本人には馴染みがないため、難しいのが特徴です。

発音が難しい6つの「声調」

ベトナム語を難しいと感じさせてしまう原因の一つに『鳥のさえずり』にも例えられる豊かな「6種類の声調」があります。同じ綴りでも、音の高低や長さなど、イントネーションが変化するだけで別の言葉となります。

「外来語」を独自の単語で表す

ベトナム語は、外来語を独自の単語で表すため、一見似ているように見えても、英語表記が異なり、わかりにくいと言われています。ベトナム語には『F』『J』『W』『Z』のアルファベットが存在せず『F』の代わりに『ph』を使ったりします。

主語が重要

人称代名詞を年齢によって細かく使い分けたり、人称代名詞を使って敬意を表したりします。

しかしながら、日本語では主語や代名詞を省略して会話することもあり、非常に複雑な人称代名詞を、自動翻訳は認識できない場合があります。

ベトナム語では、目上の方などに対して敬意を表す場合は、省略してしまうと失礼に当たるので要注意です。

ベトナム語のWeb翻訳ツールを選ぶ際のポイント

翻訳ツールの多くは、英語を基準にしているため、英語からの翻訳や、英語と関係性の強い言語に対しては、精度の高い翻訳になります。

しかしながら、ベトナム語や日本語など、英語との関係性が弱い言語同士の翻訳に対しては、精度が芳しくありません。

そのため、精度の高い翻訳を求める場合、一手間かかる「重訳」を行う必要があります。ここでは、ビジネスシーンなどで使える、利便性を含めたWeb翻訳ツールの選び方をご紹介していきます。

  • 会話翻訳ができる
  • 手書き入力ができる
  • オフライン翻訳ができる

会話翻訳が可能

訳の目的である「理解」の中で、最もスピードを問われるのが通訳です。会話翻訳は「翻訳」ではありますが、時差が生じる翻訳寄りではなく、リアルタイムで行われる「通訳」に近い機能となります。

会話翻訳の特徴としては、より自然な訳となり、複数人で行われる会議などの際に役立ちます。

手書き入力が可能

ベトナム語にしかないアルファベットの場合、英語のキーボードで使うことができず、端末のキーボード設定を変える必要があります。

また、ベトナム語に慣れていないと、アルファベットの文字を探すのに時間がかかってしまうため、不慣れな場合は、手書き入力が役立ちます。

オフライン翻訳が可能

ベトナムでは、ほとんどのお店でフリーWi-Fiに接続することが可能です。

しかし、日本ではまだまだフリーWi-Fiの普及率が悪く、オンライン環境のみしか使えないのは不便だと言われています。

オフライン環境でも使うことができるのは、ビジネスシーンのみならず、観光時などにも役立ちます。

ベトナム語におけるWeb翻訳ツールとチャットボットの違い

Web翻訳ツールの特徴は「機械翻訳」で、チャットボットの特徴は「人による翻訳」が多いところです。これらの違いをベトナム語を例にして、詳しくご紹介していきます。

Web翻訳ツールの特徴

Web翻訳ツールの特徴は「機械翻訳」です。

特に、ベトナム語のような難しい言語の場合、機械翻訳では汲み取ることができないため、文化の違いなどによって生じるニュアンスの違いに、個別対応ができず、全く別の翻訳になってしまうことがあります。

チャットボットの特徴

チャットボットの特徴は「人による翻訳」が多いところです。

日本人同士でも生じてしまう「伝えたい」側と「受け取る」側の心の架け橋を、国境を超えて架けることが可能となります。双方の言語や、文化の違いを理解した、人のサポートが入ることにより、個別対応のような精度ある翻訳を可能とします。

ベトナム語対応のおすすめWeb翻訳ツール

ベトナム語翻訳への需要に対し、翻訳できる人材が少ないため、他の言語と比較すると翻訳ツールが少ないです。数少ないベトナム語の翻訳ツールから、精度や機能等を踏まえたおすすめを紹介していきます。

Google翻訳

画像出典:Google翻訳

無料で使うことができる最も有名な翻訳アプリです。

しかし、英語翻訳を得意としていることもあり、日本語からベトナム語への翻訳は精度が芳しくない点もあります。そんな時は、一度日本語を英語で翻訳し、翻訳された英語からベトナム語に翻訳することで精度が上がります。

ObotAI Minutes

画像出典:ObotAI Minutes

オンライン会議中にAIがリアルタイムで文字起こしをしてくれるWeb翻訳ツールです。

有料ではありますが、通訳者なしで会議を行うことができたり、クラウド上に会議の議事録をデータとして記録してくれます。

通訳者が必要ないこと、議事録を作成する手間が省けることから、ベトナム語など難しい言語を使う際、効率的に業務を行うことができると注目されています。

COTOHA Translator

画像出典:COTOHA Translator/NTT Communications

NTTグループの日本語解析技術を活用し、主要翻訳を『日本語⇄英語』『日本語⇄中国語』として、他の主要22言語に対する翻訳もペアオプションとして利用可能となっています。

ベトナム語単体の翻訳は行っていないことから、翻訳を希望する場合はオプションとなってしまうのが難点です。

Web翻訳よりおすすめのベトナム語チャットボット

ベトナム語を翻訳できる人材が少ないため、パーソナルアシスタントの一つに「チャットボット」があります。人工知能を組み込むことにより、人間に変わって対話をすることが可能となります。

チャットボットは、パターン化された会話しかできないと揶揄されてきましたが、近年様々な改良により、ベトナム語を話せるスタッフを常駐させる必要がないとして、問い合わせ窓口の使用に使う企業が増えています。

精度や機能等を踏まえたおすすめを紹介していきます。

COGNIGY

画像出典:COGNIGY

現在20ヶ国語に対応しており、ベトナム語にも対応しています。

言語問わず同じボットを使用することができるプラットフォームを構築しており、ノンプログラマーの方でも比較的簡単に運用することができます。

talkappi

画像出典:talkappi

業界唯一の多チャネル連携機能を標準搭載しています。

観光業に特化したチャットボットとなり、国内外のメッセージアプリでも使うことができます。現在、ベトナム語に関しては、標準対応はしていませんが、必要に応じて可能となっています。

ObotAI

画像出典:ObotAI

ベトナム語のネイティブスタッフを常駐させ、業界初のネイティブスタッフによるベトナム語AIチャットボットが開始となりました。

コロナ禍でも、就労や留学目的で来日するベトナム人は増えています。地方自治体に導入している、ワクチン接種問い合わせ窓口で培った技術を活かし、今後益々必要とされる、ベトナム語の業務効率化へ繋げることを目指しています。

まとめ

本記事では、ベトナム語のWeb翻訳が注目される背景・特徴・選び方を徹底解説しました。

言語の中でも、難易度の高いベトナム語だからこそ、円滑なコミュニケーションをとるための翻訳ツールやチャットボット選びは、大切だということが分かりました。

ベトナム語のWeb翻訳でお困りの際は、ぜひ参考にしてみてください。

ObotAI Minutes

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