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2024年8月2日

ChatGPT APIとは?使い方・料金・注意点・活用事例などを解説!


ChatGPT APIとは?使い方・料金・注意点・活用事例などを解説!

2022年11月に公開以来、革命的なサービスとして世界中から注目を集めたChatGPTは、2023年3月2日に「ChatGPT API」をリリースしました。

ChatGPT APIは、さまざまなアプリケーションやサービスに機能を実装することが可能となり、近年、多くの企業で利用が進んでいます。

本記事では、ChatGPTのAPIの使い方や料金体系、注意点、活用事例など、幅広い情報を網羅的にご紹介します。

ChatGPT APIとは

ChatGPT APIとは

ChatGPT APIとは、開発者が自然言語処理を行う際に使用されるAIモデル「ChatGPT」を組み込むためのツールであり、OpenAIが開発した自然言語処理(NLP)モデルであるChatGPTを、外部のシステムから利用できる仕組みです。

また、APIは「Application(アプリケーション) Programming(プログラミング) Interface(インターフェース)」の略で、異なるソフトウェアやWebサービスでの情報のやり取りをつなぐ、インターフェースを指します。

以前は、ブラウザからのみの利用でしたが、ChatGPT APIが登場したことで、アプリケーションやシステムにChatGPTを連携させ、ChatGPTの機能を含んだWebサービスの提供ができるようになりました。

ChatGPT APIのリリース当初の言語モデルは「GPT-3.5-turbo」でしたが、現在は、2024年5月13日(現地時間)に発表された最新の言語モデル「GPT-4o」にも対応しています。

そして、気になるChatGPT APIの安全性ですが、OpenAIのガイドラインによると、ユーザーから送信されるデータは秘密保持され、外部に漏れないよう厳重に保管していると記載されています。

また、ユーザーから送信されたデータは、モデル学習に使用しないとされているため、未許可で利用されることを防ぐことができます。しかし、ChatGPT APIを使用する際には、必ずガイドラインに目を通し、安全性の確認を行うようにしてください。

ChatGPTを含むOpenAIが提供するAPIの種類

ChatGPTを開発したOpenAIでは、ChatGPT API以外にも、複数のAPIを提供しています。下記がその一覧です。

GPT-4o 複雑で多段階のタスクに対応する、
当社の高知能フラッグシップモデル
GPT-4o mini 高速で軽量なタスクに最適な、
手頃な価格のインテリジェントな小型モデル
GPT-4 Turbo and GPT-4 以前の高知能モデル
GPT-3.5 Turbo 単純なタスク向けの高速かつ安価なモデル
DALL·E 自然言語プロンプトを与えられた画像を
生成および編集できるモデル
TTS テキストを自然な音声に変換できるモデルのセット
Whisper 音声をテキストに変換できるモデル
Embeddings テキストを数値形式に変換できるモデルのセット
Moderation テキストが機密情報や安全でない可能性が
あるかどうかを検出できる微調整されたモデル
GPT base 指示に従わずに自然言語やコードを
理解および生成できるモデルのセット

それぞれのAPIは、アップデートや廃止が日々行われているので、詳しい情報はOpenAIの公式サイトで公開されているので、そちらでご確認ください。

ChatGPT APIでできること

ChatGPT APIでできること

ChatGPT APIを使うことで、ChatGPTの自然言語処理機能を活かし、さまざまなシステムやアプリケーションを作成できます。

ChatGPT APIのできることとしては、以下のものが挙げられます。また、OpenAIの公式サイトでは、サンプルアプリケーションを公開しているので、こちらもぜひ見てみてください。

自動応答や質問応答システム

ChatGPT APIを活用して、自動応答や質問応答システムの開発が可能となります。自動応答システムの場合、ChatGPT APIを利用することで、顧客からの問い合わせを自動解析し、その問いに対して適切な回答を出すことができます。

これをカスタマーサポートに導入することで、顧客へは最適な回答の提供ができ、カスタマーサポート業務の負担軽減にもつながります。

質問応答システムの場合、ChatGPT APIを利用することで、一連のメッセージを理解し、それに対して適切な回答を出してくれます。

例えば、これを社内向けに導入すれば、利用者からの問い合わせに対して、社内システムに有するデータベースを利用し、必要な情報を迅速に提供することが可能となります。

言語翻訳

ChatGPTは複数の言語に対応しているため、翻訳作業も簡単に行うことができます。ChatGPTの開発に利用された学習データには、多言語データが含まれており、そのほとんどが英語であるため、英語の表現力に優れています

これにより、グローバルなコミュニケーションが容易となります。

文章の作成、要約、添削

ChatGPTは、与えられた指示(プロンプト)に基づいてテキストを生成することができ、口調や文章表現方法を指定すると、それに合わせた文章を作成してくれます

これにより、プロダクト説明やブログ記事の作成など、自動で文章を生成することができます。今まで自分で調べて要約して文章化するといった作業をChatGPT内で行うことができるようになり、仕事を効率化できます。

例えば、ChatGPT APIを活用して、文章の添削や校正、外国語などの学習支援サービスなどに活用することができます。

プログラミングコードの作成や修正

ChatGPTはプログラミングコードも学習しており、Python、JavaScript、C#などの広く使われているプログラミング言語について多くの知識があります。また、ソース言語とターゲット言語を指定することで、別のプログラミング言語への翻訳が可能です。

さらに、プログラミングを行う際の設計や、テストの際に有益なアドバイスを得ることや、既存のコードを渡して、説明してもらうことも可能です。

会議の文字起こしや議事録の作成

ChatGPT APIでは、Whisperと言う音声認識機能が提供されており、英語のみならず日本語でも高い精度で音声を認識することができます

また、言語を自動認識するので、事前に言語を指定する必要がないのが特徴です。ChatGPT APIを利用することで、会議の文字起こしや議事録の作成に特化したサービスを構築することができます。

マニュアル作成

ChatGPTは文章生成にも長けているので、マニュアルの骨子を用意するだけで、本文を生成させることができます。また、過去に使っていたマニュアルがある場合には、そのデータをChatGPTに渡すことで、文体や表現を揃えることもできます。

ChatGPT API(GPT-4o)でできること

ChatGPT API(GPT-4o)でできること

最新の言語モデル「GPT-4o」のAPIでは、従来の言語モデルのAPIと比べて以下の点が優れています。GPT-4oのAPIの利用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

反応速度と視覚能力

GPT-4oの反応得度は、GPT-4 Turboに比べて、トークン生成速度が2倍となっています。また、視覚能力においても、ほとんどのタスクにおいて向上されています。

高い知能

GPT-4oでは、テキスト・推論・コーディング能力は、GPT-4 Turboレベルのパフォーマンスを提供しています。そして、多言語・音声・視覚の能力では、新たな高水準を設定しています。

非英語言語の能力

GPT-4oでは、非英語テキストをより効率的にトークン化できるよう、新しいトークナイザーを使用しているので、従来のものよりも非英語言語の処理能力が向上しています。

レート制限と価格

GPT-4oのレート制限はGPT-4 Turboと比べて5倍となり、最大毎分1000万トークンまで可能となります。また、価格においては、入力トークンと出力トークンともに、GPT-4 Turboよりも50%安価となっています。

ChatGPT APIのメリットとは

ChatGPT APIのメリットとは

ChatGPT APIを活用することで、さまざまなメリットが得られます。ここでは、3つのメリットについて解説します。

ユーザーエクスペリエンスの向上

ChatGPT APIを使うことで、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。例えば、カスタマーサポートのチャットボットを作ることで、ユーザーからの質問に24時間365日、即座に答えることができます。

また、ChatGPTは自然な言葉で会話を行うため、ユーザーはまるで人間と話しているかのような体験を得ることができます。これにより、ユーザーはよりスムーズなコミュニケーションを行うことができ、企業側の顧客満足度の向上につながります。さらに、ChatGPT APIは多言語対応しているため、グローバルなビジネス展開にも対応することができます。

開発の効率化

ChatGPT APIを使うことで、AIの開発に必要な時間とリソースを大幅に削減することができます。ChatGPT APIは、自然言語処理の分野で最先端の技術を採用しており、高度な機能を提供しています。

例えば、ChatGPT APIを使うことで、質問応答、文章生成、要約作成、翻訳などのタスクを自動化することができます。これにより、開発者はより多くの時間をアプリケーションの機能やUI/UXの改善に費やすことができます。

また、ChatGPT APIはAPIキーを取得するだけで簡単に利用できるため、開発者は煩雑なセットアップ作業を省略することができます。これにより、開発者はより効率的にAIアプリケーションの開発に取り組むことができます。

拡張性と柔軟性の高さ

ChatGPT APIは、柔軟性が高く、多様なトピックや知識について、質問応答、文章生成、要約作成、翻訳などのさまざまなタスクに対応できます。例えば、ChatGPT APIを使うことで、特定のトピックに関する質問応答システムを構築することができ、多言語への対応も可能なので、ビジネスの競争力を高めることができます。

ChatGPT APIのデメリット

ChatGPT APIのデメリット

ChatGPT APIを活用することで外部システムを連携することができ、多くのメリットが得られますが、デメリット(注意点)もあります。

特に注意したいのが、「ChatGPTへの依存」です。ChatGPTは人間が書いたような自然な文章を高速で生成しますが、時にその返答内容が誤っている場合もあります

そのため、ChatGPTによって誤った内容が伝えられてしまった場合、連携したサービスやシステムの信用度に悪影響を及ぼすかもしれません。

さらに、ChatGPTへのアクセスが集中する時間帯などにおいては、返答速度が著しく低下するケースも考えられます。ChatGPT APIを利用して何か始める場合、上記の事を踏まえて、上手く活用してみてください。

ChatGPTのAPIを活用して自社サービスにどう活かすのか?ChatGPTの導入支援ならObotAIにおまかせ!

ChatGPT APIの料金形態について

ChatGPT APIの料金形態について

ChatGPT APIは有料サービスとなっており、一定金額の月額利用料ではなく、使用した分だけ支払う従量課金制が取られています。支払いのタイミングは、月末にその月の利用分が料金として発生します。

そして、ChatGPT APIの料金は「トークン数」に応じて決まり、利用する言語モデルによっても異なります。

例えば、最新のGPT-4oのテキスト入出力場合

  • 100万入力トークンあたり5.00ドル
  • 100万出力トークンあたり15.00ドル

で利用できます。
また、ビジョン処理の料金は画像の幅と高さに応じて計算されます。

ChatGPT APIを無料で試す方法

ChatGPT APIには、利用開始時に5ドル分(2,500トークン)の無料枠が付与されます。

この無料トライアルに有効期限3カ月となっており、有効期限を過ぎた後や、無料トライアル枠を使い切った場合には、通常の料金が発生します。

ChatGPT API料金の計算方法

ChatGPT APIの計算方法ですが、使用モデル・使用モデルの利用単価・入力トークン数・出力トークン数の4つの要素を用いて、以下の計算式で求められます。

入力トークン + 出力トークン × 使用モデルにおける利用単価 = 利用料金

その際、出力トークン数は「計算結果として出力したトークン数」となり、生成結果数(n)や最良出力選定時の候補数(best_of)のパラメーターが1より大きい場合には、出力トークン数が増加するようです。

【注意】英語と比べて日本語はトークン数が多い

ChatGPT APIのトークンは、英語1単語=1トークンとして計算し、「,(カンマ)」などの記号も1トークンでカウントされます。

そして、日本語の場合、ひらがな1文字=1トークン以上、漢字1文字=2〜3トークンでカウントされるケースが多く、英語よりもトークンの消費量が増える可能性が高いです。

トークン使用量を抑えるためには

先述の通り、英語よりも日本語の方がトークン消費量が多く、小さな差かもしれませんが積もれば大きな差となります。その解決策として、英語に翻訳してChatGPT APIを利用することでトークンの節約につながります。

翻訳の手間がかかりますが、今はオンライン上で便利な自動翻訳ツールが多数あるので、それを活用しながら日本語を英訳してからAPIリクエストを送ることで、トークン使用量を抑えることができます。
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ChatGPT APIの活用事例10選

ChatGPT APIの活用事例

ChatGPT APIの提供が開始されてから、ChatGPTを組み込んださまざまなサービスが開発されています。

ここでは、ChatGPT APIの活用事例として10選をご紹介します。

海外の人と気軽に話せるアプリ「翻訳チャット」


画像出典:翻訳チャット(株式会社ObotAI)

翻訳チャットは、異なる言語のメッセージを利用者の母国語に変換をして、コミュニケーションの円滑化をサポートするツールです。

例えば、外国人観光客が多く利用する宿泊施設にて導入した場合、サイトのお問い合わせ窓口に英語でメッセージが届いても、翻訳チャットの管理画面では日本語に翻訳された状態で内容を確認ができます。そして、返信する際にも日本語でメッセージを入力するだけで、相手には自動で英語に翻訳されたメッセージが届きます。

▼30秒でわかる!翻訳チャットとは?▼

※画像をクリックすると動画が再生されます。

また、翻訳チャットは、アプリのインストール不要で、WebチャットやLINEから気軽に使用できるので、顧客満足度の向上と業務効率化が期待できます。

翻訳チャットで利用されている翻訳エンジンは、言語によって最適なものを切り替えており、東南アジアの言語は「GPT4-o」、ヨーロッパの言語は「DeepL」、その他の言語は「Google翻訳」のAPIを利用しています。

翻訳チャットの料金は、月額2万円〜となっており、3者通話よりも安価で利用しやすい点が特徴です。

【導入事例】
岡山県岡山市では、定額減税補足給付金(調整給付)についてのお問い合わせ窓口の一つとして、多言語対応の有人チャットとして「翻訳チャット」を導入しています。

この有人チャットは、URLまたは二次元コードからチャット画面に入ると、多言語でのお問い合わせができ、コールセンターのオペレーターが「翻訳チャット」を利用して、リアルタイムで多言語のお問い合わせに対応し、業務効率化を図っています。

多言語AIチャットボット「ObotAI」


画像出典:多言語AIチャットボット「ObotAI」(株式会社ObotAI)

ObotAIは、海外スタッフが育成する「信頼の多言語AIサービス」で、ユーザーからの疑問に、人間に代わってAIが一人ひとりのニーズに合った最適な回答で、One to Oneの接客を行うツールです。

▼動画でまるわかり!ObotAIとは?▼

※画像をクリックすると動画が再生されます。

ObotAIは、豊富な12言語(日本語/英語/中国語(繁・簡)/韓国語/タイ語/ベトナム語/ネパール語/ロシア語/ウクライナ語/インドネシア語/ポルトガル語)に対応しており、それぞれの言語の文化や風習を熱知しているスタッフがAI学習を育成するので、母国語レベルの会話が実現できます。

また、ObotAIの多言語チャットボットはChatGPT(GPT-4o)のAPIをはじめ、さまざまなAPIやWebhook機能で多数の外部システムとの連携が容易に可能なので、顧客満足度の向上・業務効率化・機会損失の回避など、あらゆるシーンをサポートする画期的なツールとなっています。

【導入事例】
クーコム株式会社では、訪日外国人観光客向けのレンタカー予約サイト「TOCOO!」に多言語AIチャットボット「ObotAI」を導入しています。

TOCOO!に導入されているAIチャットボットは、英語・韓国語・中国語(繁体)・タイ語に対応しており、ネイティブスタッフ監修の精度の高い多言語AIチャットボットが、顧客からの問い合わせに迅速に対応し、サービスの質の向上を実現しています。

画像出典:TOCOO!(クーコム株式会社)

プレスリリース自動作成ツール「Qlipper」


画像出典:Qlipper(株式会社トドオナダ)

Qlipperは、プレスリリースを自動作成するサービスです。ChatGPTを活用し、独自のアルゴリズムで適切なトピックやタイトル、本文など、プレスリリースに最適な記事構成を自動作成します。

ChatGPT APIを活用し、プレスリリース作成にかかる時間の短縮や、手軽にニュース発信をしたい場合に便利な機能を搭載しています。

AI家庭教師「Khanmigo」


画像出典:Khanmigo(Khan Academy)

Khanmigoは、学生・保護者・教育者が使用できる「生徒のための仮想家庭教師」と「教師向け授業アシスタント」の2つの機能を持つ学習向けのAIプログラムです。

Khanmigoは、ChatGPT(GPT-4)の特性を活用し、生徒一人ひとりの学習ペースや興味のある内容に対応した内容の提供をしており、つまづいている箇所の解決策を説明してくれたり、答えを出すだけでなく、自分で問題を解決することをサポートしてくれる、優れたサービスです。

事業者向けのオンライン決済システム「Stripe」


画像出典:Stripe

Stripeは、オンラインで完結できる決済サービスで、世界中の多くの企業で使われています。Stripeでは、ChatGPT APIを使用して、Stripeのソフトウェアを扱う開発者ユーザーのサポートにおける品質向上や、不正行為の予防対策に活用されています。

ChatGPT APIを活用したことで、難易度の高いトラブルや技術的な質問への対応スピードが上がったと言われています。

日本初のネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」


画像出典:LOGLY lift(ログリー株式会社)

LOGLY liftは、媒体のデザインに統合し、ユーザー体験に合わせた広告配信を実現する、ネイティブ広告プラットフォームです。LOGLY liftでは、ChatGPT APIを活用して、広告クリエイティブ自動生成ツールをリリースしています。

この、広告クリエイティブ自動生成ツールは、管理や広告作成に手間がかかるウェブマーケティングにおける広告業務の円滑化を促進するために、テキスト部分をChatGPTに任せ効率化させています。

言語学習プラットフォーム「Duolingo」


画像出典:Duolingo

Duolingoは、世界中にユーザーがいる、言語学習の専門家によって設計された言語学習プラットフォームです。

Duolingoでは、ChatGPT APIを使用して、「AIチャットパートナー機能」と「間違えた箇所の文法説明」の新たな2つの機能を備えた、新しいサブスクリプションを開発しています。

AIで社内のナレッジ管理を自動化「Yoomナレッジ」


画像出典:Yoomナレッジ(Yoom株式会社)

Yoomナレッジは、社内のナレッジ管理を自動化し、従業員の情報検索を効率化するツールです。

Yoomナレッジは、ChatGPT APIを使用し、Slack内での会話や、PDFなどのドキュメントなど、様々なデータソースから自動的に情報を集約し、ユーザーは対話形式でナレッジ検索を行うことができます。これにより、求める情報へのアクセススピードが格段にアップしさせています。

業務支援特化・生成AIサービス「ウデキキ」


画像出典:ウデキキ(株式会社Gunosy)

ウデキキは、ChatGPT APIを使用した、法人向けの業務支援特化の生成AIサービスです。仕事をする上でよく発生する、議事録作成やビジネスメール作成など、実務における「スキル(機能)」で、業務効率化の促進をサポートしています。

利用も簡単にでき、ChatGPTを扱う上で重要となるプロンプトの知識も不要なので、気軽に使うことができます。

マッチングアプリ「タップル」プロフィールAI添削


画像出典:tappple(株式会社タップル)

タップルは、共通の趣味をきっかけに恋の相手を探せるマッチングアプリです。タップルでは、ChatGPT APIを活用して、プロフィール文を添削できる新機能「プロフィールAI添削」の提供を行っています。

会員が作成したプロフィールをChatGPTが添削し、プロフィール文を改善するためのアドバイスがもらえる機能となっています。

ChatGPT APIを導入する際のチェックポイント

ChatGPT APIを導入する際のチェックポイント

ここでは、ChatGPT API導入の際のチェックポイント6つをご紹介します。

効果測定

ChatGPTを導入することで、どの程度の生産性や業務効率化が見込めるのか、または新たな顧客体験を提供できるのかなど、効果測定を事前に行うことをおすすめします。

自社システムとの連携

ChatGPTのAPIを利用して、新規事業か既存の自社システムとの統合を考えているのかチェックし、仕様を決めていきましょう。

データセキュリティとプライバシー

ChatGPTで顧客データを扱う可能性があるため、データが適切に保護されているか、プライバシー規制を順守しているかなど、確認することが重要です。

カスタマイズと拡張性

ChatGPT APIや機能も日々アップデートしています。運用面においてのシステム連携と利用料金等を常に把握しておく必要があります。

※詳しくは、OpenAIのAPI料金ページをご確認ください。

テストとトレーニング

ChatGPTの導入には、プロンプトエンジニアリングやパラメーターの調整などのトレーニングが必要です。また、精度が高い回答を出すためには、ChatGPTを扱うスタッフへの教育も必要となります。

法規制の遵守

企業が事業を行う国や地域、業界の法規制に適合しているのか、特にAIとデータ利用に関連する法規制を遵守しているかどうかを確認する必要があります。

ChatGPT APIの取得方法とは

ChatGPT APIの取得方法<

ChatGPT APIの使い方はとてもシンプルです。以下、手順をまとめたものになります。

OpenAIのWebサイトにてAPIキーを取得

OpenAIのWebサイト(https://openai.com/product)を開いたら「Get started」をクリックして、アカウントを作成します。

APIキーの取得

アカウントの作成ができたら、APIキーを取得します。サイト(https://platform.openai.com/account/api-keys)へアクセスし、「+Create new secret Key」をクリックします。

APIキーの名称を入力し、「Create new secret Key」をクリックすると、APIキーの発行が完了となります。この時、発行されたキーは一度だけ表示されるので、必ず保存をしてください。

まとめ

本記事では、ChatGPT APIの使い方や料金体系、注意点、活用事例など、幅広い情報を網羅的にご紹介しました。AI技術の進化と共に、我々の日常生活やビジネスにおける利用範囲もますます広がっています。

ChatGPT APIは、自然言語処理の領域で新たな可能性を切り拓く重要なツールとなり、知識やアイディアの提供において、強力なサポートとなります。是非、皆さんも新しい価値を創造するために、ChatGPTのAPIを活用してみてください。

当社では、ChatGPT APIを使用したツールを提供しています。

海外の人と気軽に話せる「翻訳チャット」は、異なる言語のメッセージを利用者の母国語に変換をして、コミュニケーションの円滑化をサポートするツールです。アプリのインストール不要で、WebチャットやLINEから気軽に使用できるので、顧客満足度の向上と業務効率化が期待できます。

▼30秒でわかる!翻訳チャットとは?▼

※画像をクリックすると動画が再生されます。

  • アプリのインストール不要
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▼動画でまるわかり!ObotAIとは?▼

※画像をクリックすると動画が再生されます。

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