2022年11月のリリース以来、連日メディア上で話題となっているOpenAI社が開発した「ChatGPT」ですが、どのようなことができるのか知っていますか?
なんとなく理解しているという方も多いかと思いますが、ChatGPTにはビジネスにも有用な機能が備わっており、上手く活用することで業務効率や顧客満足度の向上が期待できます。
また、OpenAIは2024年5月13日に最上位のLLM「GPT-4o」を発表しました。
「GPT-4o」は、旧来のモデルである「GPT-4 Turbo」と比べて処理が2倍早く、さらに料金が50%安くなるということで、多くの人の関心を集めています。
本記事では、ChatGPT(GPT-4 Turbo)でできること、ChatGPT×チャットボットのビジネスメリットや活用事例について解説します。
ChatGPTでできること【最新言語モデル「GPT-4o」の性能】
ChatGPTは、OpenAI社が開発した「人間のように自然な対話ができる」最新の対話型AI(人工知能)です。2022年11月のリリースから約2か月で1億人のアクティブユーザー数を記録し、注目を集めました。
ChatGPTは、自然言語処理技術を利用して、人間と会話をしているようなコミュニケーションができ、文章の生成・添削・校正・要約、言語の翻訳、プログラミングなど様々なタスクに取り組むことができます。そのため、活用方法は多岐にわたります。
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また、OpenAI社は、2024年5月13日(現地時間)に新たな大規模言語モデル「GPT-4o」を発表しました。GPT-4oの「o」は、ラテン語の接頭辞「omni(オムニ)」の略称で、「全て・全体・全方位」の意味を持ちます。
GPT-4oは、1つ前のGPT-4 Turboと同等の性能を持っていますが、処理が2倍早くなり、テキスト、音声、画像の理解力も大幅に向上しています。
以下は、YouTubeのOpenAI公式チャンネルにて配信されている動画です。
※画像をクリックすると動画が表示されます。
画像出典:Say hello to GPT-4o(YouTube OpenAI公式チャンネル)
ここでは、いままでの機能に加えて、GPT-4oではどういった部分の性能がアップしたのか解説していきます。
従来モデルGPT-4 Turboよりさらに進化
GPT-4と同等の言語モデル能力を持つGPT-4oですが、特殊な点として、情報処理能力(テキスト以外)が大幅に向上しています。
例えば、音声や写真を使った命令や探索、分析が可能になります。これにより、外国語のメニュー写真の翻訳や、その国の食文化や歴史についての解説ができます。
さらに、画面共有機能を使って、別のアプリの映像をリアルタイムでChatGPTに送信して議論をしたりと、従来のAIでは実現できなかった機能が備わっています。
マルチモーダル対応
GPT-4oでは、テキスト、音声、画像といった3つの異なる形式のデータを同時に処理し、理解するマルチモーダル対応が可能となります。これにより、より高度なコミュニケーションや情報処理が実現できます。
【テキスト】
文章やチャットメッセージなどの文字情報や、文章生成、翻訳、質問応答などの様々なタスクを実行します。
【音声】
話し言葉を理解し、自然な会話で応答(スマートスピーカーへの音声コマンド、音声翻訳、音声メモ作成など)
【画像】
写真や絵などのビジュアルデータを認識・解釈し、画像生成、画像キャプション生成、画像検索などを実行
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高速音声処理
GPT-4oは、音声入力に対する応答速度が格段に向上しており、音声で質問すると、平均して320ミリ秒(約0.32秒)で応答が返ってきます。瞬時に応答が得られるので、より人間と会話しているような体験ができます。
従来のAIモデルの場合、音声認識と処理に時間がかかり、会話が途切れてしまったという事もありましたが、GPT-4oでは、会話の流れを妨げることなく、スムーズなやり取りができます。
コスト・パフォーマンスの向上
GPT-4oのAPI使用料金ですが、GPT-4 Turboの半額となり、同じ機能をより安く利用できます。
また、速度もGPT-4 Turboの2倍となり、非英語テキストでの性能も向上していて、従来モデルよりも優れた性能を発揮しています。
現在、GPT-4oは有料版「ChatGPT Plus」と「ChatGPT Team」のユーザー向けに先行展開されており、エンタープライズ向けにも提供予定となっています。
さらに、1日に利用できるメッセージ数の制限がありますが、無料版ChatGPTユーザーも利用可能となっています。
安全性
GPT-4oでは、多分野の専門家が機能と安全性をテストし、ユーザーのデータやプライバシーを保護するための安全対策が強化されています。
ChatGPTでできること【日本語に特化したカスタムモデル】
OpenAI社は、2024年4月15日に日本法人「OpenAI Japan」の設立を正式に発表した。そして、日本オフィス開設と同時に、日本語に特化したGPT-4のカスタムモデルを数カ月以内にリリースすると発表されました。
参考資料:Introducing OpenAI Japan(OpenAI)
この、日本語に特化したGPT-4のカスタムモデルは、日本語テキストの翻訳や要約機能が向上しており、GPT-4Turboの3倍の速度で動作します。
ChatGPTは、今までも日本語のサポートはされていましたが、やはり英語の方が数値敵には高かったので、日本語での回答が時々上手くできないこともありました。
しかし、日本語に特化したGPT-4カスタムが誕生することで、こういった部分も改善されると思われます。
ChatGPTでできること【API連携】
ChatGPTは様々な機能と「API」で連携させることができます。API(Application Programming Interface)を簡単に説明すると、異なるソフトウェアやWebサービスでの情報のやり取りをつなぐケーブルのようなものです。
APIを活用することで、一つのソフトウェアが他のソフトウェアの機能やデータを利用できるようになります。つまり、ChatGPTの機能を含んだWebサービスの提供ができるようになります。
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これにより、ChatGPTのAPIを活用した新しいビジネスやサービスも増加し、活用のアイデアもますます増えていくものと予想されます。
ChatGPTのAPIに関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
関連記事:ChatGPTのAPIとは?使い方・料金・注意点・活用事例など知っておきたい知識を紹介!
ChatGPT×チャットボットでできること
ChatGPTとチャットボットを連携させることで、様々な会話がチャットボット上でできます。
従来のチャットボットでは、登録したシナリオに沿ってユーザーからの質問や問い合わせに対応してきましたが、シナリオに登録されていない質問に対しては答えられないことが多くありました。
例えば、ユーザーが自社に関係のない内容の質問をした場合、その内容に関してのシナリオは未登録なので、会話が途絶えてしまいます。
しかし、ChatGPTとの連携をすることで、シナリオに未登録の内容(雑談など)にも回答ができます。
これにより、チャットボットの対応の幅が広がり、自社で想定していなかった質問にもスムーズな対応が行え、ユーザーの利用満足度を高めることができます。
ただし、ChatGPTの回答が全て正しいとは限らないので、その点は押さえておきましょう。
当社サービスである、ChatGPTを組み込んだ多言語AIチャットボット「ObotSERVE(オーボットサーブ)」は、独自の技術により、企業固有の情報への対応や誤回答を正す機能が備わっています。
この機能により、間違った情報提供を未然に防ぐことが可能となります。
▼▼ChatGPTを組み込んだObotSERVEの会話▼▼
※画像をクリックすると動画が再生されます。
ChatGPT×チャットボットでできること【ビジネスメリット】
最近では、Web接客ツールとしてよく使われている「AIチャットボット」とChatGPTを連携させたシステムの提供が増加しています。
オンライン上での買い物や体験をする人が増えている今、AIチャットボットとChatGPTが連携することで、顧客体験や集客の向上など、大きな効果が期待されています。
ここでは、ChatGPT×チャットボットでのビジネスメリットについて解説します。
事前学習の大幅な削減
従来のチャットボットは、事前に設計された決められた質問にのみ対応できるため、事前に学習データを収集・整理し、機械学習モデルを訓練する必要がありました。
しかし、ChatGPTは大量の自然言語コーパス(自然言語処理のために収集・整理された大量の言語データ)から自己学習し、多様な質問に対応することができます。
そのため、従来のチャットボットに比べ、導入前の事前学習の工数を大幅に削減することができます。
顧客満足度の向上
ChatGPTは、より人間らしい自然な応答を行うことができるため、顧客の不満や不快感を軽減することができます。
また、高度な自己学習機能を持つため、徐々に顧客のニーズや好みを学習し、より的確なサポートを提供することができます。そのため、顧客満足度を向上させることができます。
機会損失の削減
24時間365日対応が可能なChatGPTとチャットボットは、顧客からの問い合わせに迅速かつ正確に対応することができるので、機会損失を削減することができます。
また、自動応答を行うことで、人的リソースを節約し、コスト削減につながります。
ChatGPT×チャットボットでできること【活用アイディア】
ChatGPTの実務での運用はすでに始まっており、様々な形で活用されていますが、企業やサービスに応じて、最適な利用方法を選択することが重要です。
ここでは、ChatGPT×チャットボットで実現できる活用アイディアについてご紹介します。
カスタマーサポート
ChatGPTとチャットボットを組み合わせることで、企業のカスタマーサポートを自動化することができます。顧客が問い合わせる内容に対して、チャットボットが即座に返答することで、スピーディーかつ効率的なサポートを提供できます。
ChatGPTは、画像分析する機能があり、最新の大規模言語モデル「GPT-4o」の場合は精度も向上しており、以下のような支払い明細の画像を送るだけで即座に内容を理解することができます。
この機能と多言語チャットボットを組み合わせることで、日本語に不慣れな外国人に書類の内容を自国の言葉で提示することができるので、窓口へのお問い合わせ軽減にも繋げることができます。
購買サポート
ChatGPTとチャットボットを利用して、企業の商品やサービスの購入プロセスをサポートすることができます。
例えば、顧客が商品に関する質問をした際に、チャットボットが返答することで、顧客が商品についての情報を簡単に入手できます。
また、購入手続きに関する問い合わせにも対応できるため、購入に至るまでのプロセスを円滑に進めることができます。
インタラクティブなエンターテイメント
ChatGPTは自然言語処理の能力に優れているため、チャットボットと組み合わせてインタラクティブ(対話式)なエンターテイメントを提供することができます。
例えば、会話だけでなく、ストーリーやクイズ、ゲームなどを楽しむことができます。
AIアシスタント
ChatGPTとチャットボットを利用することで、AIアシスタントを実現することができます。例えば、スケジュール管理やメールの自動返信など、日常的な業務を自動化することができます。
これにより、生産性を高めることができるとともに、従業員の負荷を軽減することができます。
データ分析
ChatGPTを利用することで、企業のデータ分析を自動化することができます。ChatGPTは自然言語処理の能力に優れているため、大量のテキストデータを解析することが可能です。
例えば、顧客のフィードバックやレビューをChatGPTに解析させることで、顧客の嗜好や意見を把握することができます。
マーケティング
ChatGPTを利用して、マーケティング戦略を強化することができます。例えば、ChatGPTを使って顧客の意見や要望を把握し、それを元に新しい商品やサービスを開発することができます。
また、ChatGPTを利用して、顧客とのコミュニケーションを強化することもできます。チャットボットが顧客の問い合わせに迅速に対応することで、顧客の満足度を高めることができます。
ChatGPTで業務効率を実現できること
ここでは、ChatGPTで業務効率を実現できることとして、仕事での具体的な活用例をご紹介します。
また、当社が提供する、ChatGPTを組み込んだ業務効率化ツール「ObotSERVE Biz」のデモ画像を用いながら、皆さまがイメージしやすいよう解説していきます。
契約文書のリスクチェック
日々の業務の中で、契約書、覚書、念書など、様々な書類のやり取りが発生しますが、一つ一つ確認するには時間がかかります。そこで、ChatGPTを活用することで、契約文書のリスクチェックに要する時間が短縮できます。
例えば、当社サービス「ObotSERVE Biz」には、「契約文書のリスクチェック」という項目があります。
確認したい契約文書を入力し、送信をすると
※今回は、サンプルとして以下の秘密保持契約書(一部抜粋)を使用。
↓↓ ↓↓ ↓↓
数秒で、問題箇所とその詳細を抽出することができます。
このように、簡単な操作で契約文書のリスクチェックができるので、業務効率につながります。
また、ChatGPTに契約文書チェックを行ってもらう際には、精度の高い回答を出すためのプロンプト(命令文)が必要となります。
ObotSERVE Bizの場合ですと、目的に最適なプロンプトを予めセットした状態で提供しているので、誰でも簡単に高度な出力を得ることができるので、スキルの平準化が実現します。
メールマガジン(メルマガ)の作成
メールマーケティングは、ビジネスにおいて重要な役割の一つであり、メルマガの配信を行っている企業も多くあります。
しかし、メルマガのタイトルやテキストを考える作業に意外と時間がかかり、少しでも短縮できたらなと思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで注目したいのが、「ChatGPT」です。
ChatGPTは、AIを活用した自然言語生成ツールとなっており、与えられたお題で文章を作成することができ、メルマガのアイデアをChatGPTに投げることで、作業時間を短縮することが可能です。
当社サービス「ObotSERVE Biz」にも、「メルマガ下書き作成」という項目があり、こちらを使うことで、簡単にメルマガのタイトルと本文テキストを作成することができます。
このツールでは、メルマガ作成に必要な要素を入力して送信ボタンをクリックすると
↓↓ ↓↓ ↓↓
数秒で、入力した要素から最適なメルマガのタイトルと本文テキスト案を提示してくれます。
※ObotSERVE Bizは、目的に最適なプロンプトを予めセットした状態で提供しているので、誰でも簡単に高度な出力を得ることができます。
もちろん、人による修正や追記、最終確認は必要となりますが、一から手動で作成するよりも時間の短縮が実現できます。
特にメルマガ関連の業務を一人で担当している場合には、ネタが思い浮かばなかったり、偏った内容になってしまったりする場合があるので、違った視点を提案してくれるChatGPTを活用することで、アイデアの創出ができます。
ChatGPT×チャットボットでできること【サービス事例】
ChatGPTとチャットボットを組み合わせたサービス事例として、様々な業界で顧客サポートや会話インターフェースの改善などが挙げられます。
ChatGPTとチャットボットを活用することで、よりスムーズで効率的なコミュニケーションを実現することができます。ここでは、ChatGPTとチャットボットを組み合わせたサービス事例をご紹介します。
ObotSERVE Biz
画像出典:ObotSERVE Biz(株式会社ObotAI)
ObotSERVE Biz(オーボットサーブ ビズ)は、ChatGPTを組み込んだ業務効率化ツールです。
OpenAIアカウントの取得が不要で、法人単位で利用ができ、企業におけるChatGPTの利用に関するセキュリティ上の懸念を解消し、安心・安全な環境でChatGPTの利用ができます。
また、一般的な会話だけでなく、ビジネス文章の作成や要約、資料作成、FAQ作成など、企業における社員の業務効率向上に寄与する機能を多数搭載しており、企業の人手不足の解消や、社内業務の効率化をサポートできるツールとなっています。
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※画像をクリックすると動画が再生されます。
ObotSERVE
ObotSERVE(オーボットサーブ)は、AIとシナリオの良さを併せ持ったAIチャットボットで、今話題となっている「ChatGPT」とAPI連携により、広範囲な知識+より自然な対話が可能となります。
さらに、独自技術によりChatGPTでは回答ができなかった「企業固有の情報」にも対応が可能となり、ChatGPTのデメリットとされている「誤回答」を防ぎ、高精度なWeb接客で離脱率の軽減や集客をサポートします。
ObotSERVEでは、ChatGPTを扱う上で重要となってくる「プロンプトデザイン」に力をいれています。
※プロンプトデザイン:AIに伝える汎用的な命令文を作成すること
この部分を上手く活用することで、企業ごとの要望を取りこんだオリジナルのAIチャットボット作りを行っています。
ObotSERVEは、さらなる機能強化など、日々サービスのアップデートを行っています。
▼▼ChatGPTを組み込んだObotSERVEの紹介動画▼▼
※画像をクリックすると動画が再生されます。
【導入事例】
クーコム 株式会社は、訪日外国人観光客向けのレンタカー予約サイト「TOCOO!」を運営しており、顧客からの問い合わせに、多言語AIチャットボット「ObotAI」を導入しています。
このAIチャットボットは、株式会社ObotAIが開発したもので、英語・韓国語・中国語(繁体)・タイ語に対応しています。
画像出典:クーコム 株式会社
ObotAIの多言語AIチャットボットは、ネイティブスタッフによる更新と監修により、精度の高い多言語対応が可能となっています。
また、AIデータの更新は、自社スタッフが行っているので、低コストかつ迅速が特徴で、サポート体制も充実しています。
Minutz
画像出典:Minutz(株式会社ObotAI)
Minutz(ミニッツ)は、Web会議の内容(音声)を100言語以上へ自動翻訳して、AIが自動で文字起こしを行うツールです。
会議ごとに最適なモデル(GPT-3.5 Turbo、GPT-4 Turbo、Gemini-Pro)を選択でき、ObotAI独自の音声認識技術に最新の生成AIを活用することで、高度なコミュニケーションが実現します。
また、会議中の重要なポイントをAIが瞬時に抽出し、簡潔な要約を生成します。これにより、時間が限られたビジネスシーンでも、議論の要点を素早く把握することが可能です。
さらに、会議中の発言履歴をAIが分析し、過去の発言を踏まえ、発言をより適切に解釈し、誤訳を防ぐ機能も搭載しています。
▼ChatGPT搭載!Web会議自動翻訳ツール「Minutz」の紹介▼
※画像をクリックすると動画が再生されます。
Tebot
画像出典:Tabot(株式会社アノテテ)
Tebotは、事前学習済みの高性能AI搭載で、シナリオ機能や有人チャット機能など、必要な機能を標準搭載しているAIチャットボットサービスです。
また、ChatGPTとの連携により「Q&A自動生成」機能の提供を開始しています。これにより、企業独自のQ&AデータをWebサイトや各種ドキュメントから自動生成できるようになりました。
Alli
画像出典:Alli(Allganize Holdings株式会社)
Alliは、トレーニング済みの応答精度の高いAIを搭載したAIチャットボットです。
FAQ情報のみならず、ドキュメントから回答を自動抽出できる独自機能「機械読解AI ドキュメント検索」や有人チャット機能、外部ツールとの連携などを基本機能として搭載しています。
また、新機能としてChatGPTを活用した「企業向けの回答自動生成型の検索」の提供を開始しました。
新機能により、業務利用に求められる情報ソースの特定や回答を総合的に簡潔に要約して提示することが可能となりました。
ChatPlus
チャットプラスは、タグを貼るだけでホームページやアプリに簡単に埋め込むことができる、AIチャットボット・チャットサポートツールです。
運用にあわせて、チャットボットによる自動応答やAIによる応答、有人によるチャット、有人とチャットボットによるハイブリットなど、カスタマイズできます。
そして、ChatGPTとの連携を強化し、質問者からのフリーワードに完全自動回答が可能となりました。
ChatGPTを活用した自動回答機能で、顧客満足度の向上やサポートチームの効率化が期待できます。
CYZY SPACE
CYZY SPACEは、VRショールームや3Dオンライン展示会、バーチャルイベントとして活用できる、クラウドVRサービス・メタバースです。
空間内では、音声通話やビデオ通話、テキストでやり取りができるチャットなどを通して交流することができます。また、ChatGPTとの連携により、空間内での24時間アバター案内(AIコンシェルジュ)の自動応答機能を追加しました。
新機能では、ボットに話し方や性格、事前知識などを設定することで、独自作成シナリオ+ChatGPTを併用して、高性能な会話が可能となりました。
Kasanare
画像出典:Kasanare(カサナレ株式会社)
Kasanareは、自社開発やエンジニアリソース不要の「埋め込み式専用チャットボット」です。
2023年4月より、GPT-4に対応したAIチャットシステムの提供を開始し、企業ごとにカスタマイズされた高精度なチャットシステムで、自社専用のChatGPTの実装が可能となります。
これにより、ユーザーの声を起点に顧客ロイヤルティの向上やサービス品質の向上が期待できます。
helpify.ai
helpify.aiは、ChatGPTを用いた自社専用チャットボットです。企業が利用しているツールと連携し、様々なツール内にあるデータやドキュメントをもとにAIが学習をして、ユーザーの質問に回答するチャットボットとなっています。
miibo
画像出典:miibo(maKunugi)
miiboは、個人で会話AIの開発を行っているmaKunugi氏が2021年8月にリリースした「会話AI構築プラットフォーム」です。
そして、最新のChatGPTにも使用されている大規模言語モデル「GPT-4」に対応しており、大規模言語モデルの課題となっている「誤回答ももっともらしく回答する」という側面をコントロールしながら、用途にあわせた機能を有しています。
ChatPDF
画像出典:ChatPDF
ChatPDFは、PDFファイルをアップロードするだけで、その内容に関する質問に答えるAIチャットボットを作成するサービスで、OpenAI社のChatGPTを利用しています。そして、言語を自動で切り替え、英語の文書に日本語で質問しても日本語で回答が得られます。
ChatPDFは、PDFファイルが120ページ(10MB)までなら、1日3つ+質問は50以内であれば無料で利用でき、長い文章のものや理解しづらい資料がある際の内容把握を効率的にできるツールとなっています。
Bard
画像出典:Bard
Bardは、Googleが2023年2月6日(現地時間)に発表した会話型のAIサービスです。Bardに用いられている言語モデルは、Googleが開発したLaMDA(ラムダ)という大規模言語モデル(LLM)の軽量版で、会話を重視する特性を持っています。
日本では、2023年4月20の時点で、リストに登録したユーザーであればアクセスできるようです。(利用できるのは英語のみ)
Merchat AI
画像出典:Merchat AI(Mercari, Inc.)
Merchat AIは、メルカリのグループ会社であるMercari, Inc.が提供する、US版メルカリの新しいチャットボット型お買い物アシスタントです。
ChatGPTを搭載しており、リクエストを送ると予算やサイズなど、顧客の特定のニーズをよりよく理解するために質問をし、自然な会話をしながら、AIが店員のような接客そしてくれ、便利性を体験することができます。
MILII TALK
MILII TALKは、LINE のトーク画面にて、お金に関する質問(不動産、家計、保険、年金など)をすると、オリジナルキャラクターである、次世代金融アドバイザー「MILI」が会話形式で回答をしてくれます。
質問の回答には、OpenAI社が開発した自然言語技術処理モデルChatGPT(GPT-3.5)のAPIを活用しています。
xGPT
画像出典:xGPT(株式会社ビヘイビア)
xGPTは、LINEを活用したAIチャットボットプラットフォームで、ChatGPT(GPT-3.5-Turbo & GPT-4)技術を組み込んでいます。
xGPTでは、自然な形でコンバージョンポイントへの誘導を行うことができ、ユーザーからの質問内容に応じて最適な回答を返答する事が可能となっています。
anybot for ChatGPT
画像出典:anybot for ChatGPT(エボラニ株式会社)
anybot for ChatGPTは、自社データをChatGPTに組み込み、AIによる自然で高度な顧客対応が実現できるチャットボットです。チャットの回答をテキストだけでなく、画像や動画での返答ができ、自動でリンクできる機能などが搭載されています。
FirstContact
FirstContactは、ChatGPTを搭載した「課題解決型のAIチャットボット」で、予めNGワードの設定ができ、安心した会話が実現できます。また、開発会社だからこそできる自由なカスタマイズで、オリジナルのチャットボットが作成できます。
HeyGen(AIアバター動画作成ツール)
画像出典:HeyGen
HeyGenは、2023年6月よりChatGPTプラグインに追加された、最新のAIアバター動画作成ツールです。このツールを使うことで、簡単にAIアバター動画を作ることができます。
テーマに沿ってテキストを読み上げてくれるので、プレゼンテーションやウェビナー、自社商品の紹介動画など、さまざまな目的で利用することができます。
読み方など、少し改善が必要な所はありますが、高精度の動画を作成することができました。
まとめ
本記事では、(GPT-4 Turbo)でできること、ChatGPT×チャットボットのビジネスメリットや活用事例について解説しました。
最新のChatGPTに使用されている大規模言語モデル「GPT-4 Turbo」は、通常のGPT-4よりも迅速に応答するよう設計されており、より高度なプログラミング関連タスクや、複数の機能を組み合わせたマルチタスク処理が可能となりました。
また、精密なコーディングサポートにより、複雑なコードの生成や、APIの統合、データ処理などが強化され、特定の用途や業界に特化した応用が可能となり、よりカスタマイズされた応答を提供できるようになっています。
この革新的な技術は応用範囲が非常に広く、様々な分野において大きな影響を与えるのではないでしょうか。
2023年に入り、AIの進化が今まで以上に加速しており、仕事においてもAIを上手く活用できるかが決定的な差になると思われます。
当社では、ChatGPTと連携した多言語AIチャットボット「ObotSERVE(オーボットサーブ)」を提供しています。
▼▼ChatGPTを組み込んだObotSERVEの紹介動画▼▼
※画像をクリックすると動画が再生されます。
ObotSERVEは、ChatGPTを利用した高度なWeb接客と、ChatGPTの問題点とされる誤回答を正す独自技術を実装したAIチャットボットです。
この独自技術は、企業固有の情報にも対応する機能となっており、顧客の知りたい事に対して適切な解決策を提案し、ChatGPTの特徴である「自然な会話」で、離脱率の軽減や集客をサポートします。
近年、オンライン上で買い物や体験ができるようになり、国内外問わず、多様な時間帯・言語での問い合わせが増加しています。
そんな中、24時間365日稼働できるAIチャットボットは人材不足をカバーし、企業にとって強力な救世主となります。
話題のChatGPTを組み込んだ最新のAIチャットボットの導入をお考えの方、随時オンラインにてご案内をしていますので、気になる方はお問い合わせください。
当社の代表取締役の北見が、AI人材リモートアシスタント「ロコアシ」の取材を受けました!
詳しい内容は→【突撃!隣のプロンプト!】株式会社ObotAI 北見 好拡さん