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2023年5月23日

【比較あり】Shopifyにチャットボットを導入するメリットとは?


【比較あり】Shopifyにチャットボットを導入するメリットとは?

チャットボットが導入されているShopifyストアを見て、「自社・自分のストアにも導入したい」と考える方は多いのではないでしょうか。

Shopifyストアにチャットボットを導入すれば、購入率アップや離脱率低下など、さまざまなメリットを享受できます。

カスタマーサポートの手間を軽減でき、顧客満足度の向上に努められる、というのも大きなメリットです。

本記事では、Shopifyストアにチャットボットを導入するメリットを解説し、導入可能なチャットボットサービスを比較していきます。

Shopifyストアにチャットボット導入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

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Shopifyにもチャットボットは導入できるるのか

Shopifyにもチャットボットは導入できるるのか

ご存じの方も多いように、Shopifyストアにはチャットボットが導入できます。

例えば、VRSHOPii(VRショッピー)で構築した、ShopifyストアのMARIANA OCEAN内にあるチャットボットに質問をすると、次のような回答が返ってきます。

画像出典:MARIANA OCEAN 3Dビーチshop
※クリックするとVRで構築した3Dショップに遷移します

こうしたチャットボットは、どのShopifyストアでも導入可能です。チャットボットは「顧客とのチャットのやり取りを自動化するロボット」なので、事前にプログラムした質問と回答に応じて、顧客からのメッセージに対する最適な答えを返します。

また、「チャットボットとAIは何が違うの?」という質問をよく受けることが多くあります。

チャットボットは、事前にプログラムされた質問と回答に従って顧客を案内するものなので、自律的に思考するAIとは少し異なる技術となります。

もちろん、AIを搭載したチャットボットも存在し、顧客が送信したメッセージに対する最適な答えを自律的に考え回答してくれるため、回答に対する満足度をアップすることができます。

質問と回答を継続して最適化しいけば、カスタマーサポートの質を確実に向上できます

Shopifyストアでの導入におすすめのチャットサービス

ここで、Shopifyストアでの導入におすすめのチャットサービスについて解説します。

「チャットボット」の他に、「Webチャット」もCVR(コンバージョンレート)を向上をサポートしてくれます。

このようなサービスを活用し、得た質問や問い合わせ内容をデータ化し、分析することで、商品のレコメンドを行ったり、カゴ落ち顧客に対しクーポンを配布するなど、マーケティング施策を講じることができます。

目的に合わせて適切なサービスを導入したり、組み合わせたりすることが大切です。

Webチャット

担当者がチャットツールを使って直接メッセージを送り、顧客とリアルタイムにコミュニケーションを取ることができます。

マーケティング

チャットを通じて得た質問や、問い合わせをデータ化・分析して商品のレコメンドを行なったり、カゴ落ち顧客に対しクーポンを配布するなど、施策を講じることができます。

Shopifyストアにチャットボットを導入する6つのメリット

Shopifyストアにチャットボットを導入する6つのメリット

それでは、Shopifyストアにチャットボットを導入することで得られる代表的なメリットを確認していきましょう。

CVR(コンバージョンレート)の増加

Webチャットやチャットボットを利用して、顧客と接客する事でCVRを向上させる事が可能です。

チャット上の接客は、リアルな接客よりも「お問い合わせ」のハードルが下がります。

顧客にとって、顔や個人情報を出さずに商品の問い合わせができるので、チャットを活用して潜在顧客を顕在化するのに良い環境となります。

また、翻訳機能がついたWebチャットであれば、海外からの顧客にも対応することができます。

今まで海外からのお問い合わせがあったが、満足な対応ができてなかった場合、翻訳機能がついたWebチャットを導入することで、より丁寧で満足度の高い対応が可能となります。

営業時間外には、チャットボットに切り替えて「自動応対」することで、24時間365日いつでも販売対応が可能となります。

カスタマーサポートの効率化

商品や配送方法などに関する顧客からの問い合わせに応えることは、カスタマーサポートにとって重要な仕事です。

しかし、問い合わせが多いShopifyストアや運営兼任でカスタマーサポートを行なっている場合、すべての顧客まで手が回らないことが多々あります。

そのようなShopifyストアにチャットボットを導入すると、顧客はチャットボットを通じて求めている答えを素早く得られるので、カスタマーサポートが大幅に効率化されます。

カスタマーサポートの満足度向上

チャットボットの導入により、顧客が素早く回答を得られるようになれば、カスタマーサポートに対する満足度は向上します。

チャットボットでは、質問や問題を解決できなかった場合にはカスタマーサポートに直接問い合わせが入りますが、問い合わせ数が従来よりも減るため、1人ひとりに集中した対応ができるようになるでしょう。

そうすれば、カスタマーサポートへの満足度はさらに向上し、顧客から「信頼できるShopifyストア」と認識されるようになります。

Shopifyサイトの離脱率低下

スマホを通じて、直感的に商品の検索から購入までのプロセスを踏む行動を「パルス消費」と呼びます。2019年にGoogleが提唱したものです。

このパルス消費において、消費者には「6つの直感的センサー」があるとされ、その中の1つが「パワーセーブ」というセンサー(感覚)です。

パワーセーブは「買い物に対する労力を減らせる点」に魅力を感じるセンサーであり、情報収集においてもこのパワーセーブが働きます。

つまり、チャットボットを導入しているShopifyストアは、導入していないShopifyストアに比べて商品などの情報収集を素早く行えるため、顧客のパワーセーブが反応しやすいと言えます。

こうした理由から、チャットボットを導入することでShopifyストアの離脱率は着実に低下すると思われます。

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Shopifyサイトの売上向上

離脱率が低下すればShopifyストア内の回遊率が上がり、検討時間も長くなります。最終的には「Shopifyストアの売上向上」という形で効果が現れます。

「チャットボット導入=売上向上」の因果関係がイメージしづらく、導入を躊躇していた方も多いでしょう。

チャットボットを導入し、カスタマーサポートの満足度向上や、Shopifyストアの離脱率低下などのメリットが合わさり、最終的に売上向上へとつながっていきます。

データ分析による顧客インサイトの活用

もう1つチャットボットを導入するメリットは、顧客からの問い合わせをデータ化し、分析することで新しい顧客インサイト(洞察)を発見できることです。

チャットボットがあれば、膨大な問い合わせ数を処理しながら、データとして蓄積できます。

これを分析することで、今まで知り得なかった顧客インサイトを発見し、Shopifyストア運営に活用できます。

より顧客に寄り添った商品・サービス・サポートが提供できるため、さらなる満足度向上が可能です。

Shopifyに導入可能なチャットボット

Shopifyに導入可能なチャットボット

ここからは、Shopifyに導入可能なチャットボットサービスについてご紹介します。
導入をお考えの方は、参考にしてみてください。

翻訳チャット

翻訳チャット(株式会社ObotAI)
画像出典:翻訳チャット(株式会社ObotAI)

翻訳チャットは、多様な言語に対して即座に対応ができ、タイムラグのないコミュニケーションをとることができます。

ユーザー(外国人)が自国の言葉でメッセージを送ると、オペレーターが利用する画面では日本語に翻訳した内容を確認することができ、それに対して返信する場合には「日本語でメッセージを作成するだけ」で相手には自国の言葉で表示されます。

WebチャットやLINEでも利用が可能なので、海外からのお問い合わせに柔軟に対応できるのが特徴です。

言語に関する課題を解消するとともに、顧客満足度の高い対応が実現できるツールとなっています。

▼翻訳チャット 紹介動画▼

※画像をクリックすると動画が再生されます。

ObotSERVE

ObotSERVE(株式会社ObotAI)
画像出典:ObotSERVE(株式会社ObotAI)

ObotSERVE(オーボットサーブ)は、AIとシナリオの良さを併せ持ったAIチャットボットで、今話題となっている「ChatGPT」とAPI連携により、広範囲な知識+より自然な対話が可能となります。

さらに、独自技術によりChatGPTでは回答ができなかった「企業固有の情報」にも対応が可能となり、ChatGPTのデメリットとされている「誤回答」を防ぎ、高精度なWeb接客で離脱率の軽減や集客をサポートします。

▼▼ChatGPTを組み込んだObotSERVEの紹介動画▼▼

※画像をクリックすると動画が再生されます。

Tidio ‑ Live Chat & Chatbots

Tidio ‑ Live Chat & Chatbots | Shopify app store

画像出典:Tidio ‑ Live Chat & Chatbots | Shopify app store

Tidio ‑ Live Chat & Chatbotsは、チャットボットとWebチャットを同時に導入できるShopifyアプリです。日本語未対応ですが、シンプルな操作画面で国内Shopifyストアでも導入しているところがあります。

無料プランで使えるチャットボットは「月間100ユーザーまで」という制限があるので、月間あたりの訪問数が100未満のShopifyストアにおすすめです。ユーザー制限を解除するには、月額39ドルの有料プラン契約が必要です。

ただし、Webチャットは無制限に使えるので、リアルタイムな応答を重点的に行いたいShopifyストア運営者におすすめです。

Ramazze Live Chat Helpdesk+Bot

Ramazze Live Chat Helpdesk+Bot

画像出典:Reamaze Live Chat & Helpdesk | Shopify app store

Ramazze Live Chat Helpdesk+Botは、月額29ドル〜で導入できる、チャットボットとWebチャットを組み合わせたShopifyアプリです。

こちらも英語のみの対応ですが、Shopifyストアからの評価が高いのが特徴です。

洗練されたデザインのチャットボットやWebチャットを簡単に導入でき、カスタマーサポートの質向上に貢献します。

無料プランが用意されていないので、長期間の試用はできませんが、14日間の無料トライアルが用意されています。

チャネルトーク

チャネルトーク

画像出典:チャネルトーク

チャネルトークは、会員情報や購買履歴だけではなく、閲覧ページなどもShopifyと自動連携することができるので、迅速かつ丁寧な顧客対応が可能になります。

チャットボットが、顧客からの問い合わせに対する一次対応を行うため、コールセンターへの問い合わせが減少し、電話回線の混雑が解消されて、業務の効率化を促進します。

使用に際しては、無料プランと有料のプランがあり、日本人スタッフによるサポート体制が整っているため、安心して使用することが可能です。

Shopifyでのチャットボット導入事例

Shopifyでのチャットボット導入事例

ECサイトにおいて、チャットボットを導入し、成功している事例は数多くあります。

ここでは、Shopifyでのチャットボット導入事例をご紹介します。

irodore

irodore
画像出典:irodore

irodoreは、「肌に一番近いおまじない」というコンセプトで、様々なデザインのタトゥーシールを販売しているブランドです。

サイト上にあるチャットボタンをクリックすると、SALE商品のお知らせ、季節のおすすめ、よくある質問、LINE連携を促す案内が表示されます。

よくある質問に加えて、お得な商品情報や季節にあったおすすめ品など、商品選びに迷っているお客様を誘導する作りになっており、初めてサイトへ訪れる方にもタトゥーシール選びを楽しめる設計となっています。

また、LINE限定クーポンも配信しており、LINE登録やCV増加を狙った作りにもなっています。

louren

louren
画像出典:louren

レディースアパレルブランド「louren」では、チャットボットを活用した回答テンプレートで自動化・効率化をしつつ、接客チャットにて直接質問を受け付けています。

チャットボットを通じて得た顧客の声をもとに、商品生産や商品開発も行っており、CSが良いと好評です。

john masters organics

john masters organics
画像出典:john masters organics

john masters organicsは、全国に約70店舗を展開している、オーガニック&ナチュラル成分を使用したスキンケア、ヘアケア、ボディケア商品を販売しています。

公式オンラインストアのチャットボットでは、お悩みやシーン別に合わせた製品を案内したり、実店舗と同様に買い物を楽しめる「購買体験」を実現しています。

まとめ

本記事ではShopifyストアにチャットボットを導入するメリット、Shhopifyに導入可能なチャットボットについてご紹介しました。

チャットボットは今や、多くのECサイトにおいて必要不可欠なチャネルになりつつあります。Shopifyストアでも導入可能なので、CVや売上向上の施策をお考えの方は、具体的な検討を進めてみてはいかがでしょうか。

当社では、ECサイトでのCVや売上アップを目的とした新しいサービス「多言語チャットコマース」を提供しています。

ECサイトでは、顧客より様々なお問い合わせが寄せられています。

近年では、国境関係なく買い物が楽しめる越境ECサイトも増えており、海外からのお問い合わせも増えていますが、多言語対応できる人材不足など、課題も多くあがっています。

当社の提供する「多言語チャットコマース」は、AIとシナリオの良さを併せ持ち、ChatGPTとの連携で広範囲な知識とより自然な対話ができる「ObotSERVE」や、自動翻訳機能がついたのライブチャットツール「翻訳チャット」など、タイムラグのない多言語コミュニケーションで、CV(コンバージョン)を最大限にアップさせる効果が期待できます。

詳細はこちら→ObotAIの多言語チャットコマース

ObotSERVEや翻訳チャットは単体でも導入ができますが、サービスを連携させることによって、より高い効果が期待できますので、気になる方は是非ご検討ください。

▼翻訳チャット 紹介動画▼

※画像をクリックすると動画が再生されます。

▼▼ChatGPTを組み込んだObotSERVEの紹介動画▼▼

※画像をクリックすると動画が再生されます。

また、当社では「SEO集客支援」も行っており、ご興味ある方を対象に「現状分析&競合分析」資料を無償でお作りしています。

▼「現状分析&競合分析」資料サンプル▼

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当社スタッフがしっかりとサポートしますので、お気軽にご相談ください。

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