お役立ちラボ

2022年9月28日

マターポート(Matterport)が生み出すVR空間で顧客接点の強化を実現!


マターポート(Matterport)は、現地に赴くことなく、スマホやパソコンなど手持ちのデバイスから、現実空間にある物件や施設・商品を、3Dの模型データによって忠実に再現するサービスです

特に、仮想空間は、密集・密接・密閉を避けながら、移動や時間の制限を超えることができるので、コロナ禍を機に価値観が変化した消費者からは、利便性が高いと注目されています。

例えば、Matterportカメラや自前のiPhoneを使って、室内などを3Dスキャンすることにより、自由な視界が生成されて、360度歩き回ることができます。

そのため、デジタル(仮想)空間は、リアルに近い臨場感のある「体験」を実現し、満足度を向上させます。

ここからは、VR空間を生み出すMatterportは、顧客接点(タッチポイント)を強化できるのか、マターポートの特徴や、活用事例をご紹介していきます。

New call-to-action

VR撮影可能なマターポートカメラの特徴

Matterportカメラには、距離やサイズを計測するレンズ・空間を認識するレンズが、正面・下部・上部の横並びに6つ存在します。

この6つのカメラが、現実世界を忠実に読み込んで、3Dの模型データをデジタル空間に作成し、オンライン上で再現の最大化を可能にします。

また、Matterportの特徴は、4K3D対応であるにも関わらず、VRゴーグルや専用アプリを必要とせずに、没入感を高められるところです。

ユーザーは、作成(発行)したURLにアクセスすることで、4Kの鮮明な画質をVR空間で簡単に見れるため、ホームページや各種SNSなど、様々な媒体で利用することが可能になります。
一部iPhoneではMatterportカメラに近い画質で撮影可能

New call-to-action

マターポートを活用したVRコンテンツ

ここまでは、VR撮影可能なMatterportカメラについて、詳しくご紹介してきました。

ここからは、Matterport(マターポート)を活用したVRコンテンツには、どのくらい利便性を感じられるのか、活用事例についてご紹介していきます。

買い物体験<小売業>


関連記事:【事例15選】VRショッピングは機会損失を減らす?バーチャル店舗をご紹介!

バーチャルストアは、店舗面積や営業時間に縛られることがなく、人件費などのコストを抑えながら、手軽に運用することが可能です。

さらに、バーチャルストアでは、AIチャットボットを活用することで、実店舗のような接客ができたり、対面接客が苦手な消費者とも、コミュニケーションを図ることができます。

また、VR空間は、実店舗では難しい「店内装飾」を簡単に行えるので、商品に関する情報を効果的に訴求できる「ビジュアルマーケティング」が可能です。

【VRSHOPii】サービス動画(02:38)

・無料でバーチャルストアを構築
・チャット機能で顧客とコミュニケーション
・店内を自由にカスタマイズ
アプリのダウンロードはこちら

New call-to-action

モデルルームの内覧 / 物件の内見<住宅業界・不動産業界>


関連記事:VR内見を導入すると賃貸物件が案内しやすい?注目のお部屋探しについて解説!
関連記事:VR展示場はハウスメーカーに革命を起こす?住宅の内覧について解説!

住宅業界や不動産業界では、オンラインでの内覧や内見になると、実際の色味が伝わりづらかったり、細部まで見ることができないので、現地での案内を望む顧客が多いです。

しかしながら、VR技術を活用することで、気になるモデルルームや物件を一件一件訪問しなくても、大体の情報を取得できるため、実際の内覧・内見には、見込み顧客が集まりやすくなります。

また、オンラインと対面のハイブリッド方式は、さまざまな視点から顧客行動を可視化できるので、訴求ポイントを掴むこともできます。

New call-to-action

キャンパスの紹介<教育業界>


関連記事:VRを活用したオープンキャンパスが急増?令和のバーチャルツアーに迫る!

バーチャルオープンキャンパスは、新型コロナウイルス感染症の拡大を機に増加し、遠方の高校生が交通費に悩むことなく、気軽に参加することができるようになりました。

特に、キャンパスのVR化は、Matterportが効果的であり、平面図や立体空間のみならず、360°自由自在に移動することができるため、よりリアルにキャンパスを見学できます。

さらに、疑問に対する回答は、Matterportと相性がいい「AIチャットボット」活用することで、その場でお悩みを解決できるため、情報不足に対する不安も解消可能です。

New call-to-action

美術館や工場を見学<観光業界>


関連記事:【2022年最新】VR工場見学とは?導入メリットやデメリットをご紹介!

美術館や工場などは、見学者の安全を確保するためにも、見学ルートに一部制限を設けていることがあります。

しかし、VR空間では、実際に触れたりしないため、物理的な制限がなくなることから、普段近づけない場所にも近づくことが可能です。

そのため、実際の見学よりも細部まで見れたり、時間に縛られることもないので、興味や関心を引き出すこともできます。

また、美術館では、展示スペースの兼ね合いにより、非展示になっている作品も多いですが、仮想空間の特徴を活かすことで、より多くの作品を見てもらえるようになります。

New call-to-action

マターポートを活用したVRコンテンツの未来

ここまでは、事例を基に、マターポート(Matterport)を活用したVRコンテンツについて、ご紹介してきました。

ここからは、マターポート(Matterport)を活用したVRコンテンツが、少しづつ普及してきている業界を、ご紹介していきます。

高齢者の在宅観光<観光業界>


関連記事:旅行会社がVRを駆使した新感覚体験を続々発表!ツアー内容をご紹介

観光業界は、新型コロナウイルス感染症の拡大を機に、旅へのニーズが変化したため、新しい旅行体験を発表してきました。

特に、日本は、超高齢社会であることから、遠方へ旅行できない高齢者が増えており、コロナ前からバーチャル旅行は注目されていました。

観光業界は、テクノロジーの進化によって、自宅や施設にいながらも、旅行を擬似体験できるようになったため、さまざまなプランを創出することが可能です。

また、VR技術は、旅前のリサーチにも効果的で、宿泊ホテルやレストランを選定する際に、パンフレットやホームページからだと伝わりにくい「情報」を、より詳しく具体的に伝えられます。

New call-to-action

作業の業務効率化<工場・製造業>


関連記事:工場における効率化の成功事例とは?そのポイントと最適ツールをご紹介
関連記事:VRで製造業のDXを推進!気になる活用方法について徹底解説

ものづくりの場では、緻密な作業が多くなるため、ミスを防ぐためにも、理解しやすい「教育環境の整備」が重要であると言われています。

特に、VRを活用した研修は、視覚情報が増えるため、作業手順がわかりやすく、立体的に見せられることが効果的です。

工場などは、安全性を強化する上でも、情報量の多いVR技術は効果的であり、作業環境の改善や「働き方改革を促進することも可能です。

展示会ブースの装飾<イベント業界>

関連記事:バーチャル(VR)展示会とは?成功事例からオンライン開催についてご紹介!

展示会は、出展企業が自社の商品やサービスを、たくさんの人に認知してもらう場なので、不特定多数の人が集まります。

また、会場は、大きなイベントスペースになるため、開催地は都心部になりやすく、地方企業が参加しにくいため、情報格差が生じていました。。

しかし、VR技術は、密集を防ぎながら、ゆっくり見ることができたり、時間や場所を超えることができるので、情報格差をなくしながら、企業同士の交流を図ることができます。

New call-to-action

まとめ

Matterportは、360°ウォークスルー閲覧できるため、感染症対策のみならず、少子化による人員確保への課題や、不況によるコスト削減など、今後変わりゆく社会の中で、様々な活用が期待できます。

当社は、バーチャルショップを無料で構築できるアプリ「VRSHOPii」を開発したため、中小企業や個人事業主様なども簡単に、Shopifyサイトへストアをオープンできるようになります。

「VRSHOPii」は、Matterportにチャットボットを組み込んでいることから、ウォークスルー閲覧しながら、VR空間上でOne to Oneのリアルタイム接客が可能になります。

アプリに関するご不明点・ご相談ごとについては、オンラインから受け付けておりますので、下記よりミーティングをご予約ください。
オンライン予約はこちら

【当社サービスをご提供中〝ニトリバーチャルショールーム〟】


【「VRSHOPii」アプリのサービス動画】


お問い合わせはこちら
アプリのダウンロードはこちら

VRSHOPiiは、バーチャルストア内に、オブジェクト(画像)や動画を設置し、商品を視覚的に訴求できる「ビジュアルマーケティング」を行いながら、顧客接点(タッチポイント)を持つことができます。

バーチャルストアでは、ECサイトで体感することができない「顧客体験価値」を創出し、購買意欲の向上と、サイトの直帰率を下げることが可能です。

また、バーチャルストアとShopifyのカートを連携することで、ストアを離脱することなく、商品を購入することができるため、カゴ落ちを抑えることができます。

New call-to-action
資料ダウンロード